撮影日 : 2011年3月11日
場所 : 神奈川県 横浜市
神奈川・横浜市で、地震発生の瞬間を捉えた映像(JR横浜駅西口付近で撮影) 震度5強。
午後2時50分ごろ。偶然、駅近くのビルの中に居合わせたフジテレビのスタッフが、手持ちのカメラで撮影。
地震を感知し、カメラを外に向けると、目前の舗道には、すでに地割れが起き、悲鳴が飛び交い、逃げ惑う人たちの姿も見える。
向かいにある雑居ビルは、大きく横に揺れ、きしむような音を立て、ガラスというガラスも落ちんばかりに動いている。
異常な事態を察し、撮影を続けていたスタッフは、ビルの階段を駆けおり、屋外へ。
大勢の人が建物から外に避難して、商店街は騒然としている。地震の爪痕があちらこちらに残っている。
大型スーパー店頭では、長く、すさまじい地割れが舗道に沿って続いている。
地震は、いったん収まったかと思われたが、再び大きな余震が襲い、周囲が騒然とする。
スーパーの店舗を支える大きな柱も、基礎部分が地割れで、半ば宙に浮き、ぐらぐらと揺れているのがわかる。
一連の衝撃に、商店街は、あふれんばかりの人で埋めつくされていた。