|
|
東京・練馬区の男性が、一般的には難しいとされているカクレクマノミの人工ふ化に成功し、300匹のクマノミを沖縄・石垣島の海に放流することにしました。 |
東京・練馬区で美容室を経営する大越 浩さんは、世界的にヒットしたディズニー映画「ファインディング・ニモ」を見た4歳の娘、汐音(しおん)ちゃんにせがまれて、クマノミの2匹のつがいを飼い始めた。
大越さんは「1月から飼い始めて、3月からふ化が始まってます。産卵させようと思って飼ってたわけでもないんですけど。ある日見たら卵を産んでいた」と話した。
その数は700匹以上で、水槽の飼育では難しいとされる人工ふ化で生まれた。
大越さんは「乱獲が報道されていたころに、うちのクマノミが産卵を始めたので、海にいずれは帰しにいこうかなと思い立った」と話した。
今回放流するのは300匹だが、すぐに放流というわけにはいかない。
弱ったクマノミが無事海に帰れるか、ここが正念場となる。
水温や塩分濃度など、きめ細かな作業が重要で、汐音ちゃんも見守る中、作業が行われた。
放流場所は、石垣島の西部を中心に8カ所で、放流された小さなクマノミたちは元気に泳いでいた。
8カ所に300匹すべてが無事放流され、大越さんは「うちの水槽で泳いでいるのと変わりなく、イソギンチャクの中で元気に泳いでいました」と話した。
放流されたクマノミが今後、うまく生存していけるのかについて、自然観察指導員の小林 都さんは「このまま定着すれば、すごく面白い現象だと思う。今後どうなっていくのか知りたい」と話した。
今回、取材した東京・練馬区のお店では、つがいのカクレクマノミが、まだ産卵とふ化を続けている。
また、放流をするかどうかについては検討中ということだが、大越さんは、地元の小学校など、喜んでくれるところにカクレクマノミの寄付もしているという。
|
|