2006年6月14日(水)放送 「スペイン選手権参戦」
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中学3年生の天才少年レーサー・中上貴晶君が2006年に入ってから、全日本選手権では3戦3勝の成績を残しています。
貴晶君は5月、スペイン選手権に初めて参戦しました。

中上貴晶君は、4歳の時にポケバイと出会い、マネジメント担当で母の由比子さん、メカニック担当で父の信吾さんのサポートを受け、レースに参戦した。
貴晶君は、小学6年生のとき、将来の夢について、「WGP(世界グランプリ)のチャンピオンになることです」と話していた。

2005年、貴晶君は、全日本選手権に参戦し、家族とともに数々の成績を残し、2006年に入ってからは、史上最年少優勝を記録するまでに成長した。

また、貴晶君は2005年末、スペインにあるバイクレーサーのエリート養成校「motoGPアカデミー」を受験した。
世界8カ国、22人が受け、貴晶君は2番手のタイムをたたき出した。
アカデミーの監督から電話があり、貴晶君は正式に合格した。
レベルの高い「スペイン選手権」にも参戦することが決まり、日本とスペインの往復生活が始まった。

5月6日、スペイン選手権第1戦。
ドン・キホーテで有名なラマンチャ地区にある町アルバセテに、スペイン選手権第1戦の舞台となるアルバセテ・サーキットがある。
真新しいスーツを着る貴晶君のスペインでの初戦に、両親も駆けつけた。
125ccに参戦するのは全部で50台。アカデミーからは5人が参戦した。
予選で、貴晶君は奮闘するも11位に終わり、不満が残った。
貴晶君は、決勝に向けて、「いつも通り頑張ります」と語った。
由比子さんは「(心境は)期待しないで、期待して。期待しないで、期待しないと」と語った。
貴晶君は、海外で初めてのレース本番で、不安と緊張が高まっていった。
3列目第11グリッドからスタートし、うまく切り抜け、1周目を6位で通過した。
しかし、貴晶君は徐々に先頭から離されてしまい、5位争いとなり、同じところで抜いては抜き返されるレース展開になった。
結局、だんご状態から抜け出せず、8位でフィニッシュ。
両親の「展開的には最悪の展開だった」という厳しい言葉に、貴晶君は少しむくれてしまった。
由比子さんは「自分の実力が、スペインじゃここなんだっていうのをきちっとわかんないと、先に進んでいかない」と語った。
貴晶君は、スペイン選手権について、「抜いても抜いても抜かれちゃって、日本とは違いますね。ここまで来られたのも、家族というか両親のおかげなので、感謝の気持ちはありますね、やっぱり」と話した。
初めて直面した世界の壁を乗り越えるため、貴晶君の挑戦はまだまだ続く。

今回8位だった貴晶君だが、11日に行われたスペイン選手権第2戦では、大健闘の5位で入賞を飾った。
常に前回よりも必ず順位を上げることを宣言している貴晶君は、有言実行の見事な結果を見せてくれた。


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