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独特な発想で、子どもたちだけではなく、大人も驚く教育法で、長髪にバンダナの数学者、秋山 仁先生。
秋山先生は、2002年に施行されたゆとり教育における中教審の作成員でした。
今、ゆとり教育を見直す動きがある中、本来、子どもたちに必要な教育、求められる現場について、秋山先生に話を伺いました。
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秋山先生は、難しい数学を一目見て理解できるように工夫をしている。
年間200もの講演をこなす秋山先生は、岐阜の高校にやってきた。
秋山先生は手作りの道具を使って、「多面体の体積の求め方」を説明し、数学に好奇心を持たせた。
生徒は「すごく楽しくて学校の授業と全然違ってすごく興奮した」、「考えなかったことがいろんな見方をすると違うものになるのがおもしろかった」などと話していた。
秋山流の授業の秘訣(ひけつ)は、知的好奇心を刺激すること。
秋山先生は「先生はやっぱり、教科でその教科を通してその教科の面白さを子どもたちに伝える宣教師」と話した。
秋山先生は「(こどもの好奇心を引き出すためには)本当は先生が教えちゃいけない。自分で気付く、そのように待たなければならない、頑張って待つ。自分で試行錯誤を繰り返した結果、やって納得したことは彼らの血肉となってる。だから応用が利く」、「本当に子どもたちがもっともっと勉強したいっていうようにならせるような教育改革を進めるべき」と話した。
秋山先生は、ゆとり教育の見直しについて、「本当のゆとり教育というのは、考えるゆとり、感じるゆとりをもった教育でないと結局根が付いてこない。まだ、2年しかたっていないのに、これを変えようというはわたしは間違っていると思う」、「現場の先生方は、社会や家庭、地域社会、国全体が助けていく、協力していくということ、それをやるべきだと思う」と語った。
秋山先生にいただいた21世紀・日本の教育への提言は「水槽はいっぱいの水を湛(たた)える、そして泉は水をわき出している」。
今までの教育は、子どもたちの頭を水槽に見立て、「知識」という水を注入してきたが、これからは、発想や創意工夫の泉を子どもたちの頭に掘り起こすべきという意味の言葉だという。
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