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「夜回り先生」として知られる定時制高校の元教師、水谷 修さん。 水谷さんは、14年間にわたって夜の繁華街などを回り、はいかいする子どもたちと正面から向き合ってきました。
その水谷さんが考える、「真の教育」とは何かを伺いました。
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水谷 修さんは2004年、横浜市で22年間勤めた高校教師を退職した。
しかし、2005年で14年目となる「夜回り」は、今でも行っている。
水谷さんは「大人の責任ですよ。子ども守るのは」、「目の前の子どもが転んだら助けるでしょう。僕は住んでいるのが夜の街だから、転んでいる子ばっかりなんですよ」と話した。
水谷さんは、夜回りを通して、子どもたちが抱える問題とじかに向き合ってきた。
水谷さんは「なぜ子どもたちは夜の町に来るのか。昼がつまんないからですよ」、「昼ということは、学校自体が子どもたちにとって面白くない場所になってしまった」と話した。
深夜にはいかいして補導された子どもの数は2004年、平成に入って以降最も多くなった。夜の街で子どもたちが負う「深い傷」。
水谷さんの元には、悩みを抱える子どもたちからメールが届く。多い時で1日およそ2,000件にのぼるという。
その背景として、社会全体が「攻撃的」になっているという。
水谷さんは「特にバブルがはじけてから、『いいんだよ』じゃなくて『だめだよ』の社会なんですよね」、「もう子どもたちが何やっても、『何やってんだこんな試験の点数とってきて』、『何のろのろやって』といらいらがすべてぶつかってくる」、「こどもは昼の学校、夜の家庭、両方でいらいらをぶつけられたら逃げ場がないんですね」と話した。
夜の子どもたちを昼の世界へ向かわせるには、まず、大人が子どもの話を聞くことが必要だと水谷さんは話した。
水谷さんは「どういう子どもたちをつくるかというビジョンが、今の教育界から消えているような気がする」、「教育は受ける側にも発言する機会を与えなければならない。子どもたちになぜ聞かないのか。どんな日本にしたいのか。その中でどういう仕事をしたい、どういう役割を果たしたいのか」と話し、「信じれば、子どもは成長する」と確信している。
さらに水谷さんは「だってそれがなきゃ教育ができない。『教育』は『信じること』ですよ」、「夢なんです、教育は。子どもたちは。われわれのね」と話した。
水谷さんの教育への提言は「子どもたちは私たちの明日。子どもに聞きましょう」。
水谷さんは以前、ある生徒が財布を盗んだとき、その場でとがめなかったところ、数年後、その生徒がアルバイトでお金をためて、自分から返しにきたという経験があるという。
子どもを信じて待つ「ゆとり」が大人の側に必要だということで、「子どもに聞きましょう」という提言をいただいた。
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