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「声に出して読みたい日本語」などの本で知られる斎藤 孝先生に読解力について取材しました。
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斎藤先生は、2001年から、小学生に「斎藤メソッド」と呼ばれる3色ペンを使った独自の方法で、本の読み解き方を教えています。
斎藤 孝先生の授業は、集中力を高めるために体を動かすことから始まる。
著書「声に出して読みたい日本語」などで知られ、大学で教べんをとる斎藤先生は、2001年から小学生に塾を開き、独自の読解術を教えている。
文を読み解く秘訣(ひけつ)、それは3色ペンによる色分けにあるという。
この日、ドラマ「白い巨塔」の原作である山崎豊子さんの小説が授業の題材となった。
赤・青・緑の3色で色分けするという読解術は、赤が「すごく大事」、青が「まあ大事」、緑が「面白いと感じた」ところに線を引くもの。
斎藤先生はこの方法が、本を読む人の意識を変え、読解力を格段に上げるという。
今回の文章で、多くの子どもたちが「すごく大事」として赤線を引いた部分は、ドラマでも重要なワンシーンとして演じられた。
そして、子どもたちは、赤や青の線と同時に、「面白いと感じた」ところには緑の線を引いていく。
斎藤先生は、3色で線を引くことについて、「ここは大事だとか、意識をはっきり持って、自分からかかわっていく積極的な姿勢が読みを深くする」、「自分でチェックしたものは、後から『あれはね』って話せる。これは使える知識にするための方法です」と話した。
また、斎藤先生は、赤と青の線を引くことが客観的な思考を養い、緑の線が主観的な思考を養うことにつながると話した。
子どもは「ここが盛り上がっているなとか、ここは作者が一番重要だとかだんだんわかってきた」と話した。
斎藤先生は「言葉の能力というのは、単に言葉だけじゃなくて、思考能力コミュニケーション能力というのに直結しているすべての教科の基本でもあり、生きていくうえでの一番の基本になるものだと思っています」と話した。
斎藤先生は、「読解力は武道の技と同じ」と考えていて、3色ペンを使った「読みの技」を身につけることで、読解力に加えて、他人の考えや気持ちを理解する力を養うことができると話していた。
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