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インドネシア一の有名料理といえば「パダン料理」でしょう。何といっても、バラエティーあふれる「おかず」が魅力です。店に入ると、鶏肉や魚や野菜の揚げ物や煮物など、少なくとも十数種類おかずが入った小皿を、店員さんがあえて積み重ねながらテーブルの上に置いていきます。例え全部並べて置けるスペースがあっても、必ず積み重ねていくので、これが流儀なのでしょう。最初は、あまりの数の多さにうれしくなって、すべてを味見してみようと次から次へと手をつけてしまいました。すると、すぐに同じテーブルを囲んだインドネシア人の同僚から、「こいつ、何すんねん!」という目でにらまれてしまいました。よくよく理由を聞いてみると、実は「食べ放題」ではなく、手をつけたお皿の分だけ金を払うというシステムだということが判明。

全部食べたら、支払いが大変になるところでした。味付けはココナツミルクベースのマレーシア料理に似たものも多いのですが、問題はとにかく「辛い」こと。特に、本場のスマトラ島(名前の通り「パダン」という町が発祥)では辛く、ジャワ島では少しマイルドになっているようです。「どれ食べる?」と好みのおかずをみんなで相談しながら選び、ごはんと一緒に食べます。インドネシアに行かれる際には、ぜひ一度ご賞味を。ただし、「食べ放題」ではありません。
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