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オーストラリア戦前日、大好きな街オーリンゲンから、試合会場があるオランダ国境に近いカイザースラウテルンへと向かった。試合の方は、残り8分間に3点取られるという悔しい負け方であった。内容はともかく、オーストラリアサポーターが、夜遅くまで街の中心部で騒ぎまくっていたのが印象的だった。取材をしてわかったことだが、現地にやってくる日本人のサポーターの多くがW杯の「試合」を楽しみにしているのに対し、外国のファンはその「土地」を訪れることを楽しみにしているようだ。 ドイツ・カイザースラウテルンもしかり。 試合の前日まで市内を歩いているのはオーストラリア人ばかり。街で日本人を見つけることは本当に難しかった。 それは、日本人のほとんどが「パッケージツアー」でドイツを訪れているからだ。 団体バスの発着所に取材に行ったが、カイザースラウテルンに到着するのが試合当日の午前11時。まっすぐ試合会場に向かい、午後3時からの試合を見て、終了から1時間後にはバスで街を離れる。これでは、街を楽しむ時間的余裕すらない。 ドイツの街は、カフェでお茶をしているだけで楽しい。本を読むのもよし、ボーっとするのもよし。 試合に負けて悔しいのは、わたしも一緒だけど、日本人サポーター、もっと街を楽しもうよ。