| ■DVD探知犬 |
(FNN「スーパーニュース」2007年5月15日放送
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| ラッキー&フローが探し当てた倉庫の捜索開始 |
マレーシアでは、2匹の犬の活躍ぶりが連日、新聞の紙面をにぎわせています。
2匹は、スーツケースや壁の中に隠されているDVDをかぎ分ける能力を持っており、海賊版の音楽CDや映画のDVDを取り締まるのに大活躍しています。
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| 倉庫内部から見つかった海賊版DVD |
海賊版DVDの探知犬として活躍しているのは、ラッキーとフロー、3歳になるラブラドール・レトリバーです。
2匹は、DVDに含まれた化学物質・ポリカーボネイトのにおいをかぎ分ける訓練を受けた世界で唯一の犬です。
この日の現場は、クアラルンプール市内の商店街。
車から降りたラッキーとフローは早速、海賊版DVDの倉庫と疑われている場所にやってきました。
倉庫は、固く閉じられており、中にDVDがあるのかどうか確認するすべはありません。
ここでラッキーとフローの出番です。
ラッキーとフローはしっぽを振り、お座りをすることで、この中に大量のDVDが存在していることを捜査員に知らせます。
内部からおよそ10万枚、3,500万円相当の海賊版DVDが発見されました。
マレーシアでは、去年1年で、42億円相当の海賊版DVDや音楽CDが押収されました。
この状況に頭を抱えていた政府が(アメリカから)彼らを1カ月の期限付きでレンタルしました。
彼らの活躍で、海賊版DVDの摘発は例年にないペースで進み、ラッキーとフローのレンタル期限は、さらに延長されることになりました。
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| ラッキー&フローは、ラブラドールレトリバー犬 |
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しかし皮肉にも、この活躍によって、彼らが命を狙われる状況になってしまったのです。
海賊版DVDを製作・密輸しているシンジケートのメンバーたちが「このままでは商売にならない!」と、2匹に懸賞金をかけて殺害しようとしているというのです。
ラッキーとフローを守る一番のポイントは、どこで仕事をするか、どこに住んでいるかなど、情報を漏らさないことです。
世界で唯一のDVD探知犬、ラッキーとフロー、文字通り、命がけで、きょうもマレーシアの街で仕事をしています。
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坂本 隆之
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| ■夏だ!ことしもドリアンだ! |
(FNN「スーパーニュース」2007年7月12日放送
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マレーシアでは今、ドリアンの収穫が最盛期を迎えています。
果物の王様・ドリアンのことしのトレンドを取材しました。
ことしのドリアンは、天候不順により収穫量が例年を下回っており、このため、質のいいドリアンが手に入りにくい状態になっています。
マレーシだけで数百種類もあるといわれるドリアン、その中でも、ことし話題になっているドリアンは、「D14」といわれるものです。
政府が主催することしのドリアンコンテストで見事優勝。人気に火がつきました。
日本円で、1個500円前後と決して安くはない値段ですが、問い合わせが殺到し、品薄状態が続いています。
またことしは、まとめ買いができるよう、屋台の店でありながらクレジットカードを使える店も出るなど、マレーシアのドリアン熱は冷めることはありません。
気温35度を超す暑さの中、わたしもビール片手にドリアン、といきたいところですが、このドリアン、食べる前や後にアルコールをとらないほうがいいというのは、昔から同じ。ことしも変わりません。
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坂本 隆之
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| ■モスク立てこもり事件の真実とは |
(FNN「めざましニュース」2007年7月13日放送
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| 過激派が立てこもった神学校 |
過激派学生たちによるモスクろう城事件がパキスタンのイスラマバードで発生した。
軍と過激派とのにらみあいが1週間ほど続いたあと、軍が総統作戦を開始、36時間ほどでほぼ終結した。
ムシャラフ大統領は、後に行ったテレビ演説で、「女性や子どもを助けるためにはあのタイミングで攻撃をするしか方法がなかった」と作戦への理解を国民に求めた。
さらに軍は、立てこもりの舞台となったモスクなどの関連施設を報道陣に公開した。
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| 内部がわれわれ報道陣に公開された |
やはり現場は実際に見るものである。いや、見なけれ何も語れないと思う。
1つの部屋にきれいに並べられた銃などの武器弾薬類。
けっこう本格的だなと思いつつも、予定調和感が漂うのだ。
すべてを見せるわけでもなく、われわれはただ、軍の言うがままに案内される。
やはり反対側の人の意見も聞いてみたい。
彼らは何を言うだろうか。何を主張するだろうか。
もちろん彼らをかばうつもりはないが、あのモスクで最後の場面でいったい何があったのだろうか。
戦争報道と同じ、そこが一番伝え手として難しいところだ。
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| 内部は軍の攻撃で完全に破壊されていた |
真実は何なのか。軍は「100人以上の過激派学生らが命を失った」と言っているが、わたしの知り合いのパキスタン人ジャーナリストは、おそらく1,000人ほどが、一連の立てこもり事件で軍によって殺されたのではないかと耳打ちしてくれた。
立てこもり事件は一応の決着を見たが、真実はまたどこかに葬り去られようとしている。
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坂本 隆之 |