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自衛隊取材 IN クウェート
2月20日現在、自衛隊は、先遣隊と本隊の第1陣がここクウェートを通過してイラク・サマワに入って復興支援活動をしている。
わたしは1月15日からイラクへの通過点になるクウェートで自衛隊取材を続けているが、皆さんは、ここクウェートという国についてどのくらい知っているであろうか。
クウェートは、イラクの南部に位置する国で、面積はほぼ四国と同じ。人口は240万人ほどの国である。(2002年末)
しかし、わたしたちが驚くのは、人口の内訳。
いわゆる「クウェート人」と呼ばれる人は、そのうちの90万人、38%ほどしかいないのです。
イラク・サマワへ向かう自衛隊の装輪装甲車
われわれが、ホテルや街中で目にする労働者のほとんどが、いわゆるクウェート人ではないのです。
エジプト人、フィリピン人、バングラデシュ人などがその代表格で、いわゆる出稼ぎ労働者として、ここクウェートで働いているのです。

1月30日、クウェートに到着した輸送機C-130
クウェートの説明は、ここら辺にしておいて、今回のわれわれ取材班の取材対象はもちろん自衛隊。
実は、ここクウェートにおける自衛隊取材が、結構複雑。 それは、自衛隊がクウェートにあるアメリカ軍の基地に宿泊し、訓練していることに起因しています。


例えば、陸上自衛隊でいえば、米軍基地内での取材の「仕切り」は当然のことながら、すべてアメリカ軍。彼らの許可なしに、われわれは機密の多い基地内の取材・撮影はすべて不可。このため、自衛隊のクウェート到着、イラク・サマワへの出発、これらの取材は、すべてアメリカ軍が開催するプレスツアーによるもの。
クウェート入りした自衛隊先遣隊の佐藤隊長
アメリカ軍広報担当者の先導により、決められた場所から決められた時間内で、取材・撮影を行うスタイルの取材方法です。
自衛隊取材なのになぜ? だれもが疑問に思うひとコマです。


仕方のないことだけど、悪く言えば、自衛隊はまだ自己完結しきれない状態。もちろんクウェートに拠点のない他国も同様の状態なのですが...。
「一人前の国」「一人前の組織」になるためには、こうした部分の対応もまた問われるのでは、と感じるクウェートでの日々なのです。



貧民街からスターを目指せ!
フィリピン・マニラの郊外の街「パヤタス」で出会った2人。
ここはいわゆる「貧民街」だ。
短い取材だったが、ここで生きている人たちの姿に「悲惨さ」や「劣等感」を 感じることはなかった。
FNN「スピーク」
2004年1月16日放送
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取材中、12歳の女の子ジェファーにオーディションで選ばれたときの感想を尋ねたとき、 彼女は、はにかみながらも「わたしが一番歌がうまくてかわいかったのだから選ばれて当然よ」 と答えたのには取材していたわたしも驚いた。
文章の上でこう書くと、なんとも「生意気な少女」なのだが、彼女の答え方はそうではなく、大胆さとあどけなさ、子どもの部分と大人の部分が不思議な形で同居しているなんとも魅力的な答え方だった。
もちろん放送の中でもこの部分は使っている。
今後のことは、彼らの努力と運次第なのだが、自身のためにも、パタヤスに住む多くの子どもたちのためにも、夢を現実にしてほしいと願わざるを得ません。
(坂本隆之)