新着
マレー鉄道の旅
大阪の歩道橋をインドネシアへ
断食明けビュッフェ
インドネシアの「う○ちコーヒー」
番外編 支局員のひとりごと「マカオの街歩き」
マレーシア観光年2007
サメと一緒にダイビング
『セクシーな服装禁止条例』ミニスカ、ヘソ出しもダメよ!
ボレそば
携帯洗浄器のこと
「グアムル」のはなし
ドリアン王国
神崎 博
■「マレーシア観光年2007」
(FNN「スーパーニュース」2007年2月4日放送 
WindowsMediaPlayer[high][low])

マレーシアでは、ことしで独立50周年を迎えるのを記念して、観光客を呼び込もうと、国を挙げて一大キャンペーンを始めました。これまで1,600万人だった観光客を一気に400万人増やし、2,000万人にしようという計画です。

開幕とともに登場したのがマレーシア初の大観覧車「アイ・オン・マレーシア」。モデルは、ロンドンの大観覧車(高さ130メートル)なのですが、高さは、半分以下の60メートル。ただし、まわりに高い建物がないので、かなり遠くまで見通せます。

ほかにも、日本語を含む8カ国語での観光案内がある2階建てバスもお目見えしました。ただし、この観光案内は、初日からシステムトラブルで利用できず、わたしが乗った時は、兄さんがマイクを使って英語で解説していました。チケットは24時間有効で、乗り降り自由。クアラルンプール市内40カ所以上の観光地を見て回ることができます。料金は大人約1,300円です。

一方で、外国人観光客を悩ませているのが、習慣の違いから来るトイレの問題です。マレーシアの一般的な公衆トイレには、紙がありません。バケツや水道の水で、直接お尻を洗うからです。その結果、トイレ全体が水浸しになってしまいます。そこで政府では、外国人観光客に快適にトイレを利用してもらおうと、新たに23カ所の公衆トイレを建設することにしました。1カ所あたり、およそ1,300万円の税金が投入されています。わたしも早速、繁華街にある新型トイレを試してみました。

  

料金は、日本円で7円ほどです。コインを入れるとドアが自動で開きます。床もまったくぬれていませんし、便座もキレイ。エアコンもついていて、お尻をふく紙もちゃんと常備されています。手洗いも自動で、日本のトイレをモデルにしたそうです。利用者に話を聞いたところ「快適で、ゆっくり座ることもできるし、涼しいし、設備も完ぺきですよ」と評判も上々。

マンスール観光相も「われわれは、観光客に何度もマレーシアに足を運んでもらうことを望んでいます。観光業とは、実際に観光客に満足してもらう仕事なのです」とトイレ作戦を高く評価しています。観覧車に観光バス、新しいトイレ、果たしてこれで観光客は増えるのか、これからの1年が勝負です。

 

■サメと一緒にダイビング
(FNN「スピーク」2006年6月30日放送 
WindowsMediaPlayer[high][low])

水族館でサメといっしょに泳ぐことができるサービスが始まったという話を聞きつけ、さっそくクアラルンプール市内の水族館「アクエリア」に行ってきました。わたしは、ファンダイビングのライセンスのほかに「潜水士」という国家資格も持っていて、日本でも水中撮影のチームにいた一応、「プロ」なのですが、これまでダイビング中にサメに出会ったことありませんでした。やっぱり映画『ジョーズ』のイメージが強烈すぎて、「かまれたら、どうしよう」という不安いっぱいで、撮影に臨みました。

まず水族館に着いて早々、担当者に「安全性の保証は?」と尋ねたところ、「ここのサメは人に慣れているから大丈夫。かまれた人はいないよ」という科学的根拠のない答え。不安を募らせていたところ、「これを読んでサインしてください」とかまれても訴えないという誓約書を持ってこられて、さらに不安が増大。「プロなんだから」と自分を納得させ、さっそく機材を背負って水槽の中へ。水族館の真ん中にある大型水槽は深さ4メートル、東南アジア近海に生息する100種類以上の魚が泳いでいます。

  

ダイビングではよく、「水族館の水槽のよう」という例えを使いますが、本当に自分がその中に入る日が来るとは思いも寄りませんでした。夢のような気分でいると、遠くから体長2メートル以上もあるサメがゆっくりとこちらに近づいてきました。本当に『ジョーズ』のテーマに乗ってやってくる感じで、あまりの怖さに逃げ出したくなりました。しばらくいるうちに徐々に慣れ、そのうちわずか数十cmの距離で一緒に並んで泳げるようになりました。最後には、恐る恐るですがサメに触れることもできました。

また水槽の中で、ほかの魚にえさを与えることもできました。大きな熱帯魚が手に持ったえさを先を争うかのように食べていきます。水槽の外では、多くの見物客がその様子を見ていて、さながら「餌付けショー」のような状態になり、バチバチ写真に撮られてしまいました。仕方がないので、お客さんに手を振るなど、愛嬌(あいきょう)を振りまいて撮影終了。参加者には、サメと一緒にダイビングしたという証明書と、水中で撮影した映像を記録したDVDが手渡されます。ダイビングの経験がない人でも参加でき、料金は、ダイビングが初めての人でおよそ1万4,000円、経験者は1万3,000円ほどになります。大きなサメが間近で見られて、いい経験になりました。