最終更新:2008/05/17 12:37

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日中両首脳、東シナ海ガス田開発めぐる問題で最終的な合意が近いとの認識示す

福田首相と中国の胡錦涛国家主席は、首脳会談後の共同記者会見で、東シナ海のガス田開発をめぐる問題について、最終的な合意が近いとの認識を示した。
福田首相は「(東シナ海資源開発問題について)日中間で有益な議論を積み重ねられ、大きな進展があり、長年の懸案に解決のめどが立ったことを確認致しました。今後、さらに細目を詰めて、できるだけ早期に合意することで一致しました」と述べた。
胡錦涛国家主席は「この問題に関しまして、両国の外交当局は、両国の指導者の間で達成された共通認識に基づいて突っ込んだ協議を行い、重要な進展を遂げ、ついに問題解決の前景 = 展望が見えてきました」と話した。
東シナ海のガス田開発問題は、両国の海岸線の間の境界画定交渉とからんで、日中間の大きな懸案事項になっており、日中両国は、水面下の調整を続けてきた。
その結果、共同開発と境界画定の問題を切り離し、共同開発の海域が今後の境界画定交渉に影響しないとしたうえで、中国側がすでに開発を始めている「春暁」を含む海域において、日中共同でガス田の開発に踏み切ることで一致したものとみられる。
今後は、遅くとも胡錦涛主席がサミット関連で再来日する7月までの正式合意発表を目指すことになる。
外交筋は、「中国側は、胡主席訪日とガス田問題を関連づけることをずっと避けてきた。ここで合意して、胡主席が日本側に譲歩した印象を持たれることへの警戒感が強い」と分析し、別の外交筋は、「最終合意とはいえないが、ブレークスルーはあった。ここで日本側が危険を冒す必要はない」と、日本側も無理をしなかった理由を解説している。

(05/08 02:17)


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