茨城・栃木震度5弱地震 緊急地震速報が揺れに間に合わなかった原因を分析しました。
8日午前1時45分ごろ、関東や東北で強い地震があり、茨城県と栃木県の一部で震度5弱を観測しました。今回、関東で初めて緊急地震速報が出ましたが、発表は地震検知からおよそ58.3秒後で、ほとんどの地域では、実際の揺れには間に合いませんでした。
4月の宮古島に続いて、なぜ今回も緊急地震速報が間に合わなかったのか、2つの原因を考えました。
1つ目の原因は、震源が陸地からおよそ100km沖合であったため、陸地にある地震計が初期微動のP波を検知するまでに時間を要したこと。
そして、2つ目の原因は、震源の予測が外れたこと。
当初、震源のマグニチュードを6.0と推定してしまい、このため、震度3程度の地震と予想した。
緊急地震速報の発信基準である震度5弱に達していないため、揺れに間に合う段階で、緊急地震速報は発表されなかった。
その後、複数の地震計がP波を検知して、マグニチュードを6.9に修正したため、震度5弱を推定し、緊急地震速報が発表されたが、その時にはすでに58秒も経過していた。
(05/08 13:00)