最終更新:2008/05/17 01:46

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千葉・市原市イリジウム192盗難事件 イリジウムと容器を発見

千葉県内の会社から4月、放射性物質「イリジウム192」が盗まれた事件で、下請け会社の役員が逮捕された。容疑者の妻がFNNの取材に応じた。
4月、千葉県内の会社から放射性物質「イリジウム192」が盗まれた事件で8日、下請け会社の役員・磯 智則容疑者(40)が逮捕された。
磯容疑者の妻は「まったく知らないですよ。朝の分のおにぎりと、お昼の分のお弁当とお茶を持たせて、ここで子どもたちと『いってらっしゃい』って言って」、「仕事に関しては、100%信頼してました。仕事場でも信頼を得ている人だと思ってましたし、わたし自身も信頼してました」と話した。
磯容疑者が「横浜市内の川に、イリジウムの入った中身を捨て、線源容器を海に捨てた」と供述したことから、8日朝、横浜市内で捜索が行われた。
横浜市神奈川区の川で、捨てられたイリジウムの捜索が行われた。
捜索している人は、ガイガーカウンターのようなものを持って、捨てられたイリジウムを捜していた。
放射線を計測しながら慎重に、川底を調べる警察。
イリジウム192は、取り扱いを間違えれば、重大な被ばく事故を引き起こす可能性がある。
見に来た人は「お金か何かと思ったら、放射性物質。もっと一番怖いやつ。おれもう逃げるよ」、「怖いなと思います。健康に被害が出たら心配ですね」などと話した。
捜索の末、円筒状の物体が川から引き揚げられた。
作業員も引き揚げられたイリジウムが入った物体を慎重に扱っていた。
イリジウムは、直径2mm、高さ2mmの円柱状の金属片。
周りは鉛とタングステンで固められており、そのままでは被ばくの危険性は少ないというが、非破壊検査の担当者は、「木製か何かのさやの中に入っていて。(イリジウムが裸のまま取り出され、別の容器に入れられていた?)そう考えられます。たぶん素手か何かで触ったのではないか」と話している。
周辺への影響について、日本アイソトープ協会の二ツ川 章二部長は「水で(放射線が)遮へいされていましたので、比較的影響はむしろ少なかったんじゃないかと思います」と話した。
また市原署は、会見で「イリジウム192が収納された小さなパイプ状のものですけれども、それを捜索によって発見いたしました。被疑者の供述では、(捨てたのは)報道(8日)を見てからだと言っております」と話した。
磯容疑者は「非破壊検査に不満があってやった」と話しているという。
非破壊検査の社員は「(磯容疑者は会社に恨みがあったというが?)どういう方か全然わからないんですよ、わたし」と話した。
そして、磯容疑者の妻は「本当にわたしが一番怒っています。一番腹が立っています」と話した。
横浜港に捨てたという容器も、8日午後に発見されたという。

(05/08 18:55)


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