中東・イエメン日本人観光客女性誘拐 解放された2人「できるだけ早く日本に帰りたい」
中東イエメンで日本人旅行者2人が誘拐された事件で、8日に無事解放された2人が現地で会見し心境を語った。
三島慶子さん(41)は「まずは、無事に戻れて良かったと思っています」と話した。
三島慶子さんと遠藤 志津子さん(44)は現地時間の7日夕方、イエメン西部のマーリブ近くを車で走行中、武装集団に車ごと拉致され、およそ8時間後の8日未明、無事に解放された。
この間、武装勢力が2人に危害を加えることはなかったという。
2人は「できるだけ早く日本に帰りたい」と話している。
現場付近では、これまでにもたびたび外国人観光客を狙った誘拐事件が発生している。
今回同様、無事に解放されたケースも多い一方で、アルカイダ系とみられる武装勢力の自爆テロで、観光客らが死亡する事件も起きている。
今回のツアーをアレンジした現地の旅行代理店は、イエメンでは老舗の代理店で、ツアーには護衛車両もつけるなど、安全対策は行っていたもよう。
地元の人は「日本人を含め、さまざまな国の観光客がイエメンに来る。(旅行会社は)古い会社」と話した。
しかし、こうした安全対策や検問での警察の監視にもかかわらず事件が起きたことで、治安状況の不安定な地域への旅行の難しさがあらためて浮き彫りになった。
(05/09 06:14)