ミャンマー・サイクロン、150万人被災か 被災地の映像が公開される
6万5,000人以上の死者・行方不明者を出したミャンマーのサイクロンによる被災地の様子を撮影した映像が公開された。多くの人が家や家族を失い、被災者は150万人にのぼるとみられている。
公開された映像は、3日にサイクロンが直撃した時のヤンゴン市内で、トラックのボンネットも開いてしまうほどの強風の中、子どもを抱いて必死に歩いている女性の姿が見られた。
一夜明け、サイクロンが過ぎ去ったあと、寺院の塔は折れ、倒れた木が道路をふさいでいるほか、大勢の人が電車の線路の上に座り込んでいた。
国連緊急援助調整官室は、今回のサイクロンによる被災者は150万人にのぼるとしている。
被災者は「救助隊は誰も来ないわ」、「妊娠中の嫁が水に流されて行方不明なのよ」などと話した。
ミャンマーでは10日に、新憲法法案の是非を問う国民投票が予定されているが、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は8日、軍事政権に対し、国民投票を延期して被災者の支援に全力を注ぐよう訴えた。
(05/09 12:57)