日本人の環境意識がインドや中国などに比べて低いという調査結果を米紙が発表
「エコバッグ」や「エコカー」など、さまざまなところで、エコ活動が進められているが、日本人の環境意識がインドや中国などに比べて低いという調査結果がアメリカで発表された。
街の人に、エコ対策について聞くと、「マイはしを持って」、「ごみの分別ですね」、「水を出しっぱなしにしない」などといった声が聞かれた。
日本でも、意識が浸透してきた地球の環境問題。
ところが、「日本人のエコ意識は高くはない」という調査結果がアメリカで発表された。
「ナショナルジオグラフィック」が発表した世界主要国の環境問題意識調査では、主要14カ国のうち、日本は11位となっており、環境問題の意識の低さが指摘された。
アメリカのナショナルジオグラフィック協会が個人の環境意識を分析した「グリーンデックス」によると、環境問題への意識が高かったトップ3は、ブラジル、インド、そして中国だった。
日本は、なんと14カ国中11位で、最下位はアメリカだった。
北京オリンピックへの影響が懸念される「大気汚染」や、水質汚濁など、深刻な中国の環境汚染。
なぜ日本がアメリカは中国より下なのか、調査をしたナショナルジオグラフィックのテリー・ガルシア副理事長は「(日本は)ほかの国と比べて、(エネルギーや食の)代替手段を探すことに興味が薄いということがわかったのです」と話した。
食品、住居、交通、物品購入の4部門について、各国1,000人に聞いた今回の意識調査。
日本と中国で差がついたのが、「車を運転する頻度は?」という設問だった。
街の人は「(車を運転するのは?)今のところは1週間に1回になりましたね」、「駅への送り迎えくらいですね。家族の。(駅まで)3〜4分です(でも運転する)」などとは話した。
日本では、1週間に1度以上車を運転すると答えた人が、5割に達したのに対し、中国では「まったく運転しない」と答えた人が7割に達した。
日本は、食品部門でも最下位という結果になっている。
「魚介類を食べる頻度は?」という魚をよく食べる日本にとっては不利な設問もあり、日本では、週に2回以上食べる人の割合が6割以上とトップだった。
日本は、環境に優しい車の開発や、太陽電池の開発など、エコ技術で、世界でもトップクラスとなっている。
さらに、日本百貨店協会は7月から、1枚あたり、12kgの二酸化炭素削減効果があるとみなされる「デパート・レジバッグ」を販売するという。
今回の結果について、鴨下環境相は「(環境意識は)日本は世界の中でもトップレベルだというふうに思っていますし、調査の仕方によってはそういう結果が出るだろうと思います」と述べた。
(05/09 19:12)