いのちを守る 東京都内の大雨への備えを取材しました。

10/13 12:29
「防災FNNいのちを守る」。
台風19号は、本州を縦断するおそれが出ています。大雨による低い土地の浸水や都市部では、道路の冠水が心配されます。
大雨への備えを取材しました。

この日、東京・江戸川区の職員が案内してくれたのは「土のうステーション」。
大雨による冠水や浸水対策に、土のうが用意されていて、いざというとき、自由に取り出して使える。
土のうは、1つ5kgほど。
女性や高齢者でも、持ち運びやすいサイズにした。
このような土のうステーションが、江戸川区には24カ所ある。
ここ数年、道路が冠水した場所を中心に設置していた。
住民は「ちょっと少し下っただけでも、すごく冠水しやすいみたいなので、これがあると、すごく安心だと思います」と話した。
隣の江東区でも、希望者に土のうを配布している。
町内会長の高橋剛弘(よしひろ)さん。
この日、高橋さんは、町内のために、土のうを50個受け取った。
土のうは、そのままでも使えるが、効果的な使い方があるという。
高橋さんは「いすでも脚立でもいいから、ブルーシートを置いておいて、その上に土のうを置くと、なお効果がある」と話した。
ブルーシートがあることで、より防水効果が増すという。
そのうえ、設置も簡単になり、数分で完成する。
東京都では、下水道の拡張による浸水対策も行っている。
しかし、下水道の容量を増やすだけでは、十分ではないという。
江戸川区土木部保全課の遠藤正治さんは「雨ますの上に、ごみとかあった場合、すぐには雨水が収容できません」と話した。
そこには、落ち葉のほかに、たばこの吸い殻もあった。
こうしたごみがあると、どうなるのかわかる映像があった。
同じ江戸川区で、9月10日に撮影された道路の冠水。
ごみを取り除くと、次第に水は引いていった。
排水溝を詰まらせないことも、冠水や浸水への対策になる。
遠藤さんは「土のうを使っての対処なり、事前にこういった情報を集めていただいて、事前の対応が重要だと思っています」と話した。
まずは、自分の暮らす町の浸水しやすい場所や、避難先などなどを事前に調べておく。
そのうえで、土のうなどの備えをしておくことで、大雨による被害は減らせるとみられる。

今回、東京都内の取り組みを紹介したが、土のうの配布や貸し出しを行っている自治体は、ほかにもある。

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