年齢を重ねることって? 注目イベント上陸

03/25 19:01
現在、日本は超高齢化社会を迎えていますが、年齢を重ねることへの不安や偏見から新たな可能性を見いだす、海外で話題の体験型イベントが、日本で初開催され、大村 晟キャスターが体験しました。

イベント開始前、その場で出会った7〜8人の参加者で、チームを編成する。
最初に入った部屋では、ある少女が、わずか5分ほどで年老いていく映像が流れ、普段は気にしていない高齢化への意識を高めていく。
日本初開催となる「ダイアログ・ウィズ・タイム」。
6つのゾーンを通じて、年齢を重ねることへの不安や偏見から、新たな可能性を見いだしていくイベント。
今回は、およそ60人が参加した。
白内障の視界をイメージした黄色い部屋で、70歳以上の「アテンド」、いわゆる案内役と出会う。
アテンドの生島和子さん(71)は「2025年問題(日本が2025年ごろに直面する、超高齢化社会問題)というのが、ありますでしょ。だから、そういうのにも役に立つのかなと思います」と話した。
体に「おもり」を装着して、高齢者が普段、どれだけ体に負担がかかっているかを体験する。

大村キャスター「これは大変だ」
アテンド「(高齢者は)筋肉が、それだけ落ちてますからね」
参加者「何か、おばあちゃんになった気持ちになる」

さらに、緑内障の視界を再現したメガネをかけてみると、視界がぼやけて、視野が狭くなる。
その後は、アテンドと一緒に、さまざまなゲームや対話、ハプニングを乗り越えながら、命や時間、生き方について、学んでいく。

アテンド・小林治彦さん(72)「一生の中には、別れや出会いもあり、その時に落ち込んじゃいかん。いつも前向きにしていると、年を取らない」
参加者「(高齢者と)コミュニケーションをたくさん取ったり、寂しい思いをしている人がいたら、声をかけてあげたいなって(思うようになった)」

最後は、今回の体験を生かして、これからの生き方、今後、大切にしたいことなどを、未来の自分へのメッセージとして書き残す。

大村キャスター「自分の将来を具体的に考える機会にはなりましたね」
主婦(40代)「老いることに対しての恐怖心が、少しは薄らいだかなと」
看護師(50代)「わたしは、アテンドになりたいと思った」

若者が年を取ることへの理解を深めると同時に、高齢者にとっても、新たな雇用、人との交流につながることが期待されている、このイベント。
今後は、ブラジルやシンガポールなど、世界中で開催される予定となっている。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
みんなのニュース
ユアタイム