核兵器禁止条約交渉会議始まる

03/28 12:42
核兵器を法的に禁止する初の条約制定に向けた会議が、アメリカ・ニューヨークの国連本部で始まった。被爆国でありながら、「核の傘」に守られる日本は、「参加は難しい」と表明している。
100カ国以上が参加する条約交渉では、核兵器の使用や製造を法律で禁じることを目指している。
しかし、肝心要ともいえるアメリカ、ロシアといった核保有大国は、参加しない。
高見沢軍縮大使は、「禁止条約が制定されたとしても、北朝鮮の脅威など、安全保障問題の解決に結びつくとも思えない」と述べた。
アメリカの「核の傘」に依存する日本。
高見沢軍縮大使は、核保有国が参加しない条約は、実効性がないとして、「参加は困難だ」と表明した。
核保有国のアメリカなどは、会議開始に合わせて会見し、「直面している脅威を理解しているのか」と、条約交渉そのものを批判した。
これに対し、広島で被爆した男性は、条約の重要性を訴える。
被爆者・藤森俊希さんは、「わたしは、目と鼻と口だけ出して、包帯でぐるぐる巻きにされ、やがて死を迎えるとみられていました。同じ地獄を、どの国の誰にも絶対再現してはならない」と語った。
原爆の悲惨さを知る唯一の被爆国でありながら、核の非人道性に焦点を当てた条約に反対するという日本の姿勢は、苦しいとしか言いようがない。

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