新型か? 「北」が弾道ミサイル発射

04/06 00:18
北朝鮮が、またミサイルを発射した。トランプ政権は、かなり強い表現で、けん制している。
アメリカ戦略軍のハイテン司令官は4日、「北朝鮮は今夜、何をするかもわからないし、発射のたびに、それがどうなるかもわからず、全く予測不可能だ」としている。
弾道ミサイル防衛を担う、アメリカ戦略軍の司令官も予測できない、「北の暴走」。
この発言のわずか7時間後、北朝鮮は新型とみられる弾道ミサイルを、日本海側に発射した。
5日午前6時42分ごろ、北朝鮮東部の咸鏡(ハムギョン)南道・新浦(シンポ)付近から発射されたミサイル。
地上施設からほぼ垂直に発射され、高度189kmまで上昇。
そして、およそ9分後に、60kmほど離れた日本のEEZ(排他的経済水域)の外に落下したという。
ミサイルは、2月に北朝鮮が発射した「北極星2型」と呼ばれる新型ミサイルとみられている。
北極星2型の最大射程は、およそ1,200km。
2月の実験では、高度はおよそ550kmまで上昇し、500kmほど飛行したとみられている。
今回発射されたミサイルと比較してみると、極端に高度が低く、距離も短く、日本の政府高官は、「成功したかどうかを判断するのは、時期尚早だ」との見方を示している。
安倍首相は「安全保障上の重大な挑発行為であり、そして、国連安保理決議に明確に違反し、断じて容認できません。強く非難します」と述べた。
北朝鮮のチャ・ソンナム国連大使は、「ミサイル発射についてコメントは?」との質問に無言だった。
今回のミサイル発射について、北朝鮮での報道は、今のところされていないが、5日付の北朝鮮の労働新聞には、「われわれは、米国を一瞬で粉砕できる強力な力がある。われわれの攻撃手段は、韓国と太平洋作戦地域内の米軍基地はもちろん、アメリカ本土までも攻撃圏内に入れていて、恒常的な発射待機状態にある」との評論を掲載。
アメリカを強く意識しているようにも、うかがえる。
そのアメリカでは、6日から米中首脳会談が控えている。
こうした状況の中、中国外務省。
華春瑩報道官は「(米中首脳会談への反抗措置との見方もあるが?)必然性は見いだせない。中国側の北朝鮮のミサイル発射に反対の立場は、非常に明確だ」と述べた。
あくまで、習主席とトランプ大統領との会談との関連はないとの認識を示した。
一方、拓殖大学の武貞秀士特任教授は、今回の北朝鮮の狙いについて、「アメリカのトランプ大統領には、『北朝鮮の核開発について、話し合うのは米朝ではないか』、『米中だけで、大国間だけで取引をするのは、おかしいのではないか』ということをアピールしたい。『中国の習近平主席に対しては、米朝首脳会談のお膳立て、説得をしてほしい』と、フロリダ州で会った時にやってほしいというアピールをしたい。そのような思惑を込めて、このタイミングでやった」と話した。
今や制御不能の状態とも見える、北朝鮮。
トランプ政権初の米中首脳会談で、何が語られるのか、注目が集まる。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
みんなのニュース
ユアタイム