「激高会見」で野党が追及

04/06 20:31
記者に激高し、自主避難は本人の責任と発言した今村雅弘復興相。国会で野党が激しく追及した。
6日の衆議院特別委員会は、今村復興相の陳謝から始まった。
今村復興相は「私の発言で、皆様にご迷惑をおかけいたしましたことをおわび申し上げます。記者会見の場において、感情的になってしまいました。今後は、冷静・適切に対応してまいります」と述べた。
事の発端は4日、閣議後の会見だった。
記者から福島第1原発事故の自主避難者への住宅の無償提供が3月で打ち切られたことについて質問されると、「(路頭に迷う家族が出てくると思うのですが、それに対して、どのように責任を取るつもりでしょうか?)これは国がどうだこうだと言うよりも、基本的には、ご本人が判断されることなんですよ」と述べた。

記者「責任を持って回答してください」
今村復興相「責任持ってやってるじゃないですか。なんて君は無礼なことを言うんだ! ここは公式の場なんだよ!」
記者「そうだよ」
今村復興相「なんで無責任だって言うんだよ! 撤回しなさい!」
記者「しません」
今村復興相「しなさい! 出ていきなさい! もう二度と来ないでください、あなたは!」

そして、記者に対し、顔を赤らめ、「うるさい」などと激高。
そしてこの時、問題となる発言があった。

記者「帰れない人はどうするんでしょうか」
今村復興相「どうするって、それは本人の責任でしょう。本人の判断でしょう」
記者「自己責任ですか」
今村復興相「基本は、そうだと思いますよ」

自主避難者は自己責任。
この発言をめぐり、6日、官邸前では抗議集会が行われるなど、反発の声が上がった。

民進党の郡 和子議員「大臣が、このような発言をして、復興の任にふさわしいのかどうか」
今村復興相「記者会見の件は、私もずいぶん丁寧に応答したんです。その中で、自主避難者にお金を払ってないとか、無責任と言われ、われわれとしても一生懸命やっております。そういったことに私も感情が高ぶって、ああいうことになった」

激高したことについては、あらためて陳謝したものの、自主避難者は自己責任との発言は撤回せず、野党からの辞任要求にも辞める考えはないと応じなかった。
安倍首相は「今村大臣には、引き続き、被災者の皆様に寄り添って、1日も早い被災地の復興に向け、全力で職務に取り組んでもらいたい」と述べた。
今村復興相の発言について、被災地の福島県では「腹立つな。もう少し丁寧な話をすればいいのに」といった声が聞かれた。
その一方で、「6年もたっているから、そろそろ自分で将来のことは考えないといけない時期なのでは」、「(自主避難を)したくてもできないのに、そういう人たちの支援は特にないので。不公平なところもあるのかなとは、ちょっと思ったりはしました」といった声も聞かれた。

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