初会談へ 北朝鮮に圧力は

04/07 00:52
注目の米中首脳会談がいよいよ始まる。北朝鮮をめぐる問題が重要課題の1つになっているが、トランプ大統領は、「中国の関与が不十分だ」と不満をあらわにしている。習近平国家主席はどう対応するのか。
あと数時間後に相対する、2人の首脳、その直近の表情は。
5日、アメリカのトランプ大統領は「われわれは、北朝鮮に対応するという責任を負っている。北朝鮮は正しいことをしておらず、それは大きな問題だ」と述べた。
険しい表情を崩さないアメリカ、トランプ大統領。
一方、中国、習近平国家主席は、アメリカ訪問の前日、フィンランドを訪れ、パンダを貸し出すことを表明。
得意のパンダ外交を繰り出し、笑顔が絶えなかった。
対照的な表情を浮かべる、両首脳。
トランプ政権後、初めての米中首脳会談直前、周囲では、慌ただしい出来事が。
5日、北朝鮮が発射した1発の弾道ミサイル。
ミサイル発射について、北朝鮮メディアは、これまで一切報じていない。
2月の「北極星2型」打ち上げの際には、発射翌日に、その模様の映像を公開。
さらに、およそ1カ月後のミサイル発射の時も、発射翌日、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の満面の笑みとともに、その模様を放送している。
今回は、失敗したということなのだろうか。
アメリカ国防総省当局者は、5日発射されたミサイルについて、「北極星2型」ではなく、中距離弾道ミサイル「スカッドER」だったと修正し、発射は失敗したとみていると明らかにした。
「北」の暴走が続く中、もう1つ、米中首脳会談直前に行われたのが、電話による6日朝の日米首脳会談。
およそ35分間の電話会談で、主に話し合われたのは、北朝鮮に対する中国の役割について。
会談では、「中国の北朝鮮制裁は十分ではない」との認識で一致した。
安倍首相は「(北朝鮮の問題について)中国がどのような対応をしていくか、日本として注目をしていると申し上げました」と述べた。
政府関係者は、「総理との電話会談の印象が強いうちに、米中首脳会談に臨むことになる。そこが重要だ」としている
米中首脳会談で、中国が、経済的な実利を与えることと引き換えに、安全保障問題に触れないよう、アメリカに譲歩を求める可能性があるため、あらかじめ、日本からもくぎを刺したとの見方も。
北朝鮮に最も影響力のあるとされる中国に、さらなる圧力を求め続けるアメリカ。
アメリカのヘイリー国連大使は、「北朝鮮を止めることができる唯一の国が中国で、彼らも、そのことをよくわかっているはずだ」と述べた。。
一方、中国の華春瑩報道官は5日、「今の情勢下において関係国が冷静を保ち、地域の情勢をさらに緊張させるべきではない」と述べた。
2トップ会談で、北朝鮮に対して、どのような対応を打ち出すことができるのか。
さらに、南シナ海問題や貿易問題など、両国の間に横たわる懸案をどう解決するのか、注目される。

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