トランプ氏、シリア攻撃の正当性強調

04/09 18:00
シリア攻撃をめぐり、アメリカのトランプ大統領が正当性を強調し、ロシアの主張と真っ向対立している。
さらに北朝鮮からも、「侵略行為」と非難の声明が出ている。
日曜日の9日午前7時半すぎ、首相官邸に入った安倍首相。
このあと、およそ45分間にわたって、トランプ大統領と電話会談した。
会談終了後、安倍首相は「トランプ大統領が同盟国、そして世界の平和と安全のために、強いコミットメントをしていることに対して、高く評価をいたしました」と述べた。
シリア軍へのミサイル攻撃について、「化学兵器が二度と使われないようにするために行った」と説明したトランプ大統領に対し、安倍首相は「化学兵器の拡散と使用を抑止するため、責任を果たそうとするアメリカの決意を支持する」と伝えたという。
自身のツイッターに、「アメリカと世界を代表して、シリア攻撃をとてもうまく実行した」と、兵士たちをたたえる投稿をしたトランプ大統領。
アメリカ議会に、「必要性と妥当性があれば、アメリカは追加行動する」と、さらなる攻撃もあり得るとする書簡を送った。
こうした中、アメリカ軍は、原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする艦隊が、当初のオーストラリアへの寄港を取りやめ、朝鮮半島を臨む、西太平洋方面に向かうと発表した。
アメリカメディアは、弾道ミサイル発射を繰り返し、近く核実験を行う可能性のある北朝鮮をけん制する狙いがあるとしている。
その北朝鮮は、日本時間8日午後11時前、「ミサイル攻撃は、明白な侵略行為。絶対に容認できない」と、アメリカを強く非難する北朝鮮外務省の談話を放送した。
そのうえで、「核武力を強化してきた、われわれの選択は正しかった」と、核・ミサイル開発を正当化した。
一夜明けた9日、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)では、海外の選手も多数参加した、恒例の国際マラソン大会が開かれ、沿道に集まった市民が、ランナーたちを応援した。
一方、シリアのアサド政権を支持しているロシア。
ラブロフ外相は、アメリカ・ティラーソン国務長官との攻撃後初の電話会談で、「テロと戦うシリア政府への攻撃は、過激主義者を利するだけで、地域と世界に対する、さらなる脅威となる」と、アメリカを批判した。
アサド大統領のおひざ元、シリアの首都ダマスカスでは、市民が「シリア軍に反対する人は、誰もいない」などと話し、アサド政権を支持する人たちが「アメリカはシリアに介入するな」などのプラカードを掲げ、シュプレヒコールを上げた。
シリアの反政府組織の支配地域では、アメリカの攻撃後も政府軍とみられる空爆が続いている。
人道支援活動を行うグループが7日、SNSに投稿した映像。
ダマスカス近郊で、政府軍が行った空爆だとしている。
また4日に、化学兵器による攻撃があったとされる北西部のイドリブでも、8日に再び空爆があり、シリア人権監視団によると、市民18人が死亡した。
ロシア軍機によるものとみられるという。
アメリカの攻撃のあとも、シリアでの戦闘は続いている。

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