「偽証」指摘に...浜渦氏が大反論

04/10 19:50
東京都と東京ガスは、2001年の7月に、市場を豊洲に移転する基本合意を結んだ。
その後、両者のさまざまなやり取りを経て、2011年に土地の売買契約に至った。
この時に、今後、東京ガスは、土壌汚染対策費用を負担しないという約束が盛り込まれ、結果として、汚染対策大半の費用を東京都が負担することになった。
なぜ、この約束に至ったのか。
つまり、この間に、いったい何があったのかというのが大きなポイントの1つとなっている。
都議会の百条委員会で、知事から交渉を一任されていたという浜渦元副知事は、「担当は基本合意までで、そのあとの交渉には携わっていない」と証言した。
しかし、この一方で、当時の部下である前川元知事本局長は、基本合意以降も一貫して浜渦氏が責任者だったと証言。
これを示す文書も出てきたことから、浜渦氏の発言に、偽証の疑いが指摘されている。
これに対し、当の浜渦氏が10日、反論会見を行った。
浜渦氏は、「きょうは、私の言い訳の会ではありませんので、皆さんの疑問をおっしゃっていただきたいと思います」と述べた。
10日午後2時から行われたのは、先日の都議会百条委員会での発言について、偽証の疑いが濃厚と複数の会派から指摘されていることに対する、浜渦元副知事の反論会見。
序盤、着席もせずに話し始めた浜渦氏は、交渉が水面下で行われていたことについて、「東京ガスさんのご意向をおもんばかった。私、その時に『忖度(そんたく)をした』と言いましたが、違う人が使ってますから、その単語やめます」と語った。
そして、本題。
偽証の疑いがあるとされているのは、3月19日の発言。
浜渦氏は、「『基本合意』をして、その後のことについては、豊洲開発に関しては、一切、私は相談にもあずかっておりません」と述べていた。
浜渦氏は、2001年7月に交わされた東京都と東京ガスの基本合意の締結以降、交渉には携わっていないと主張している。
しかし、複数の都議が、この基本合意以降も、浜渦氏が報告を受けていたと指摘。
その後、締結された2者間合意。
のちに東京都が、860億円もの土壌汚染対策費の大半を負うことになる瑕疵(かし)担保責任の放棄につながったとして、浜渦氏の関与の有無が焦点となっている。
浜渦氏は、「2者間合意とか、全く知りません。よく勝手なことをしてくれたと思う」と述べた。
2者間合意への関与について、否定していた浜渦氏。
10日の会見でも、浜渦氏は、「2者間合意とか称するメモがある。なんですかあれ、本当に驚きました」、「(基本合意以降)交渉については、何もやってません。ですので、交渉の任は、石原知事から外されてますから。石原さんは『おこりんぼう』でしてね、『せんえつなことするな』って、何回も怒られたことあるんですけど」と語った。
一方、元知事本局長の前川練馬区長は、浜渦氏が一貫して、市場の責任者だったとの認識を示している。
前川練馬区長は、「浜渦さんは、一貫して在任中、市場を所管しておりました」と述べていた。
週に3回程度しか登庁しない石原氏に代わり、徐々に権力が集中していったという浜渦氏。
重大な問題は、浜渦氏の了解を得ないはずがないとしている。
浜渦氏は、「私は、就任して特別秘書をやっている時から、知事の通事だと言っています。通訳ですよね。東京ガスとの交渉については、責任はありません。それは知事がお決めになることですから。(前川区長の発言は否定する?)はい」と述べた。
一方、石原氏は、浜渦氏の会見が始まるおよそ2時間前、ややフライング気味に、記者会見について、「ノーコメント」とする文書を出したうえで、「(豊洲問題については浜渦氏に一任?)(百条委で)浜渦が言っていた通りだよ。(このあと会見はご覧になりますか?)見ますよ」と語った。
その石原元知事について、浜渦氏は、「石原さんは優しい人でね、しょっちゅう電話かけてくる。(いつ?)前半。先週の前半。(その時はどんな話を?)何もしてません。頑張れよだけ。『お前会見するんだってな』と」と語った。
結局、都議らの主張とは平行線をたどったまま、今後の百条委員会で、偽証が認定される見通し。

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