民進・長島元防衛副大臣が離党届提出

04/10 22:27
民進党の長島昭久元防衛副大臣は10日、次の衆議院選挙に向けて、蓮舫代表ら執行部が進める共産党との共闘路線は受け入れがたいとして、離党届を提出した。
長島元防衛副大臣は「このたび、私が民進党を離れる決意をした最大の理由は、保守政治家として譲れない一線を示す、この一点だ。共産党との選挙共闘という党方針は、私にとって受け入れがたいものだ」と述べた。
長島氏は10日午前、野田幹事長と会談し、離党届を提出した。
このあと、長島氏は記者会見に臨み、離党の理由について、「衆議院選挙は『政権選択選挙』だ。国家観も、目指すべき社会像も、著しく異なる共産党と選挙協力をすることは、国民の理解を得ることは難しい」と指摘し、共産党との共闘路線を進める党執行部の方針は受け入れがたいと説明した。
長島氏は、当面は無所属で政治活動を行うとしたうえで、小池都知事については、「チャレンジしようとする姿勢は意義深い」と評価し、連携も視野に入れていることをにじませた。
これに対し、民進党の野田幹事長は、「なぜこの時期に、こういう形で離党するのか、納得がいかない」と不快感を示した。
野田幹事長は「離党するということでは済まないのではないか。比例復活をして、当選しているのだから、議員辞職が筋ではないかと申し上げた」と述べた。
長島氏との会談で、野田氏は、議員辞職するよう迫ったほか、関係者によると、野田氏は、長島氏に対し、「都連幹事長として、無礼ではないか」と述べ、怒りをあらわにしたという。
民進党は、10日午後の執行役員会で、長島氏の離党届の扱いについて協議し、「離党は職務放棄だ」として、長島氏を除名するとともに、議員辞職も勧告していくことを確認した。
一方、自民党内からは、長島氏の離党を歓迎する声が上がっている。
自民党の下村都連会長は「共産党と一緒に選挙を戦うことに対する批判があった中でのことですから、われわれに非常に考え方が近い人だと思います」と述べた。
下村都連会長は、長島氏を評価したうえで、「できたら、自民党と同じ会派で活動してもらえればありがたい」と述べ、秋波を送った。
民進党では、7月の都議会議員選挙をめぐり、公認候補予定者が相次いで離党届を提出するなど、「離党ドミノ」への警戒感が広がる中での長島氏の離党だけに、早急な体制の立て直しが迫られる。

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