「超過予約」で機内から乗客引きずり下ろす

04/12 01:47
苦しそうに叫び声を上げる男性。
4月9日、シカゴの空港を離陸する直前の、ユナイテッド航空機内の映像。
女性客は「オーマイゴッド! ひどいわ! 何してるのよ」と叫んだ。
ユナイテッド航空は、この便の予約を過剰に受け付けたため、乗客4人に対して便の変更を求めたが、1人が拒否したため、警察官が3人がかりでその男性を引きずり降ろしていた。
乗客は「ダメだ、降りろと座席から持ち上げられていました。警察官は、『譲らなければ、裁判所の記録が残るだけだぞ』と言ってました」と話した。
いったん、外に出された男性は、直後に機内に戻ってきたが、警察官によって、再び便から降ろされた。
引きずり下ろされた男性は「わたしは家に帰らなきゃいけないんだ。家に帰らなきゃ」と話していた。
アメリカ運輸局によると、過剰予約が発生した便で、振り替えに応じる乗客がいなかった場合などは、割引サービスと引き換えに、乗客の意思に反して飛行機から降ろすことができるとしている。
この対応に対して、SNSでは「2度とユナイテッド航空は使わないわ!」、「ユナイテッドは、オーバーブッキングになったら、問答無用で引きずり降ろされるの?」、「ユナイテッドは気持ち悪い」などと、批判が殺到している。
一連の出来事に対して、ユナイテッド航空のCEO・オスカー・ムニョス氏は「ユナイテッドの全社員にとって、心が痛む出来事だ...。この男性とも直接話をして、この状況の解決に努めたい」としている。
このようなオーバーブッキングは、日本でもよくあることなのか。
航空評論家、近著「乗ってはいけない航空会社」の杉江 弘氏は「例えば、羽田から伊丹空港とか、いわゆる『ゴールデンルート』といいますか、そういう人気のある路線では、結構(オーバーブッキングは)起こっています」と話した。
日本では、「協力金」や、翌日への変更の場合、宿泊などの条件を提示して、搭乗前に対応しているそうだが、専門家は、今回のユナイテッド航空は、条件面の対応が不十分だったのではと指摘している。
杉江氏は「まず、普通ではありえないようなトラブル。見たことないですね。ひどすぎますよね。警察が協力するっていうのも、またありえない話ですね」と話した。

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