高まる緊張 北朝鮮は今...

04/13 00:43
北朝鮮をめぐる緊張が続いている。そして、平壌(ピョンヤン)市内の最新映像を入手した。
アンズの花が咲き誇る木々が続く、大通り。
そこで記者が目にしたのは、北朝鮮・平壌の象徴的な建造物「チュチェ思想塔」。
これは、北朝鮮に入ったFNN取材団が撮影した、12日の平壌市内の様子。
金日成(キム・イルソン)広場では、多くの市民が参加し、行進の練習などを行っていた。
その大きな声が、1kmほど離れた場所まで聞こえていた。
金日成主席と、金正日(キム・ジョンイル)総書記の肖像画の前では、北朝鮮の旗を持ち、行進する大勢の市民がいた。
北朝鮮は、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の祖父、金日成主席の誕生日、太陽節の15日を控え、パレードの準備が着々と行われていた。
平壌市民は、「(金日成)主席様に対する、われわれの心は変わらないので、(練習は)疲れません」、「偉大な主席様がいる、われわれ朝鮮民族の誇りを、強く感じています」などと話した。
チマ・チョゴリ姿の女性は、右手にスマートフォンらしきものを持っていた。
宿泊しているホテルからの出発後、決められた場所を回る形で行われた、今回のメディアツアー。
女性が小指を立て、歌いながら踊る、さながらライブ会場のような雰囲気の場所は、「ITALY PIZZA」と書かれた、イタリアンレストラン。
歌い終わると持ち場に戻り、仕込みを始めた。
窯から焼き上がった、ふっくらとしたピザで、取材陣をもてなした。
森の向こうにそびえ立つ、高層ビル群。
カラフルな色の壁、そして、円形や近代的なタワーマンションが所狭しと並んでいた。
夜には、そのビル群がこうこうと光を放ち、平壌の街を照らしていた。
11日、朝鮮中央テレビは、これらの建物について、正恩氏の功績として、放送していた。
朝鮮中央テレビは「住宅の生活に必要な浴場、理髪店、洗濯場、薬局などをつくるうように指示し、金委員長の指導で、数多くの近代的な住民サービスが整えられました」と伝えた。
緊張を増す朝鮮半島情勢とは裏腹に、豊かで穏やかな雰囲気を思わせる平壌市内。
7年間にわたり、北朝鮮の様子をカメラに収めてきた、写真家・初沢亜利さんは、「核保有国としての宣言をしていますが、その結果、その他の通常兵器に対して、新たに買い換えるという必要性がなくなった。その分のお金を、市民の生活に回すことができるようになった、このように北朝鮮の案内人は、説明していた」と話した。
一方、同じ平壌市内でも、別の顔があると、1枚の写真を見せてくれた。
初沢さんは「昨年の12月の半ばに、1週間ほど行ってきました。中心部は、高層ビルがどんどん建っているが、少し離れたところというのは、まだ地方と同じような貧しい風景が残っています。発展の途上にある境目、平壌の境目が、この1枚の中から読み取れると思う」と話した。
これが、もう1つの北朝鮮の姿なのか。
11日、FOXニュースチャンネルの「モーニングス ウィズ マリア」という番組で、正恩氏に対し、辛辣(しんらつ)な言葉を浴びせたトランプ大統領。
トランプ大統領は「彼は間違っている」と述べた。
東アジアに張り詰める緊張の糸は、いつ切れてもおかしくない状態が続いている。

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