京都に「赤いオーロラ」?最新研究

04/13 01:02
カナダや北欧など、極地の空を彩るオーロラだが、今から800年前、日本の京都の街に、赤いオーロラが現れたとする研究成果が発表された。
「千年の都」、京都の清水寺。
その夜空に、もしオーロラが現れたなら、そんな夢のような光景を、平安・鎌倉時代に見ることができたとして、国立極地研究所などのチームが、アメリカの学術誌に発表した。
事の発端は、今から813年前に書かれた日記。
明月記には、「燭台に燈をともす頃、北及び東北の方向に赤気が出た。遠くの火事の光のようだった」と書かれていた。
百人一首の選者で知られる歌人・藤原定家が残したもので、2日後にも、「赤気を目撃した」という記述があった。
この赤気が、オーロラを意味するものだという。
そもそもオーロラは、太陽から風のように押し寄せる「太陽風」が、地球の周囲を取り巻く磁場のバリアーにぶつかったあと、北極や南極上空で起こる、発光現象のこと。
では、当時なぜ、京都でオーロラを見ることができたのか。
国立極地研究所の片岡龍峰准教授は、「磁場の軸は、今はアメリカの方に傾いている。藤原定家が生きていた時代というのは、日本の方に、逆に傾いていた」と話した。
過去2000年分の京都の磁場を調査した結果、当時は、磁場のバリアーが傾いていたほか、太陽の活動が活発な時期だったため、京都だけでなく、ほかの地域でも、オーロラが見られた可能性があるという。
再び、京都でオーロラを見ることはできるのか。
片岡龍峰准教授は「可能性はあるんですよ。『何百年に一度』という、珍しいものになりますが、(太陽から地球に)すごく強い爆風が吹くことがあって、そういうのが起これば、それが地球にヒットしてしまえば、必ずまた、京都でオーロラが見られるみたいなことが起こる」と話した。

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