「独裁者」誕生か トルコ国民投票迫る

04/13 13:18
新たな独裁者誕生となるのでしょうか。トルコでは憲法改正の是非を問う国民投票が、16日に行われます。この憲法改正案が成立すると、議院内閣制は廃止されて、大統領に権限が集中することになります。国民の意見が真っ二つに割れるトルコの今を取材しました。

アメリカのトランプ大統領は「独裁者のアサドは罪のない市民に化学兵器を使った」と述べた。
アサド大統領が統治するシリア。
そのお隣で、新たな独裁者が誕生するおそれが、今、にわかに現実味を帯びている。
直前に迫った国民投票に向けて、憲法改正賛成派の集会には、トルコのエルドアン大統領が賛成を呼びかけている。
エルドアン大統領は「4月16日にわれわれが記録的な大勝利を収めたあと、憲法改正に反対した野党の党首は辞任せざるを得ないだろう!!」と述べた。
トルコのエルドアン大統領。
特に地方や貧困層から幅広い支持を受けている。
支持者は「大統領は、国のために大きな貢献をした。国を発展させ、成長著しい国にした」と述べた。
一方、反対派の住民は、エルドアン大統領の強権的手法に異を唱えている。
過去1年で、170以上の報道機関を閉鎖させ、逮捕や拘束したジャーナリストは150人以上にのぼる。
イスタンブールに住むレムズィエ・チェリッキさんの息子は通信社で働いていたが、2016年12月、「テロ組織の宣伝をした」として突然逮捕された。
レムズィエ・チェリッキさんは「この政府を望まない。今、トルコの状況は最悪です」と述べた。
事前の予想では賛否が拮抗(きっこう)していて、国は真っ二つに分かれている。
さらに過激派組織「イスラム国」は、投票日を狙ったテロを呼びかけている。
トルコの国民投票は厳戒態勢の中、16日の投票日を迎える。

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