カメラ前に金正恩氏 「緊迫」の中、平壌は...

04/13 18:56
核やミサイルの開発を加速させる北朝鮮に空母を派遣させるなど、1歩も引かないアメリカのトランプ大統領。一触即発の状況に、日本の旅行者にも不安が広がっている。
13日、FNNのカメラが北朝鮮の平壌(ピョンヤン)でとらえたのは、あの人物だった。
黎明通りに準備された会場に、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が姿を現した。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が海外メディアの前に姿を見せ、健在ぶりを誇示した。
ミサイルや核開発を加速させ、挑発を続ける北朝鮮。
これに対し、アメリカは原子力空母「カール・ビンソン」など、トランプ大統領が「無敵艦隊」と称する艦船を朝鮮半島沖に派遣。
1歩も引かない構えを見せている。
トランプ大統領は「わたしは習近平国家主席に対して、『アメリカと良い貿易取引を結びたいなら北朝鮮問題でわれわれに協力することだ』と伝えた。さもなければ、アメリカ単独で行動することになる」と述べた。
一方、13日、安倍首相は「わが国を取り巻く安全保障環境は、いっそう厳しくなっているわけであります。サリンを弾頭につけて着弾させるという能力については、すでに北朝鮮は保有している可能性があるわけでございまして」と述べた。
猛毒「サリン」が使われたシリアの状況をふまえ、北朝鮮への警戒を強化する必要があると訴えた。
こうした状況の中、羽田空港では、「(どちらに)ソウルです。やっぱり『きな臭い』ですよね。アメリカが強硬になればなるほど、北朝鮮反発しますので」、「外務省の緊急事態時に連絡入るものに登録したり、大使館の場所を確認するとか。不安ですね、不安だけど行動するしかない」などといった声が聞かれた。
日本の外務省は、韓国に渡航する旅行者などに対し、直ちに安全に影響がある状況ではないとしながらも、今後の情報に注意するよう呼びかけている。
韓国に行く人は「心配はありますよ。冷静に大人の国同士、やってほしいなと願っています」と話した。
一方、韓国では、朝鮮半島の緊迫した状況からは想像できないくらい、いつもと同じように多くの人が訪れていた。
ソウル市民は、「どうせ何かが起こったことも今までなかったし、ずっとそういう威嚇だけがある話を聞いてるから」、「友達が軍隊に行っていて、挑発も多いと言うし、そういうのを聞いているとちょっと怖い」などと話した。
日本人観光客は「北朝鮮と韓国は別物だから、そんなに怖いというのはなかった」と話した。
そして、13日の北朝鮮・平壌市内。
市民に「マンセー」の声で迎えられたのは、金正恩委員長。
新設された黎明通りに準備された会場に、金正恩委員長が姿を現した。
行われたのは、高層マンションが立ち並ぶ通りの竣工(しゅんこう)式。
海外メディア、およそ50社に公開され、北朝鮮の経済力を広くアピールする狙いがあるとみられる。
2日後に迫った故・金日成(キム・イルソン)主席の誕生日を祝う「太陽節」を迎える北朝鮮。
その準備が急ピッチで進められている。
平壌市民は「偉大な主席様がいる、われわれ朝鮮民族の誇りを強く感じています」と話した。
今週中にも核実験に踏み切るといわれ、金委員長の一挙手一投足に世界が注目している。

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