震災から1年...熊本の復興の現状

04/15 01:38
熊本は14日、ちょうど1年前のあの夜とは全く違う、穏やかな夜を迎えている。
普段は、午後11時に消灯される熊本城のライトアップだが、14日と15日の2日間に限っては、特別に終夜、ライトアップされている。
犠牲となった人たちの冥福を祈るとともに、これから復興に向かって、みんなで頑張っていこうという、そういうメッセージが込められている。
熊本城は、県民の心のよりどころ。
特に「奇跡の一本石垣」といわれた、飯田丸五階櫓(やぐら)。
発災当時、1本足で踏ん張るように立つ、あの姿に多くの県民が勇気づけられた。
熊本城も、これだけ頑張っているのだから、自分たちも頑張ろうという思いになった。
これから全面復旧に向けて、熊本城は20年かかるといわれている。
長い長い復興への道のりを、県民とともに今、1歩を踏み出している。
あの日から1年、多くの課題も見受けられる。
現在も仮設住宅などに住む人が、4万7,000人を超えている。
仮設住宅が整ったあとから、孤独死などを防ぐための対策がとられてきたが、先日、1人の男性が孤独死とみられる状況で発見された。
これから期間を重ねるにつれて、さらなる住民の孤独化などを防ぐ取り組みが必要になってくるとみられる。
一方、被災地の子どもたちの様子は。
特に仮設住宅に住む子どもたちは、仮設住宅は限られたスペースで、たくさんの居住スペースを設けなければならないため、遊ぶ場所がない。
ただ最近、県内の一部の仮設住宅では、ブランコなどの遊具が置かれたり、走り回ったりするスペースが設けられたりといった活動も広がっている。
そういった背景には、地震前と同じような環境を整えてあげたいという、周りの人たちの気づかいも多くある。
インフラ整備なども必要だが、そういった目に見えない、心の復旧というものも、これからの熊本にあっていかなければならないと感じられる。 (テレビ熊本)

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