本震から1年 南阿蘇村の今...

04/16 18:32
最も大きな被害を出した熊本地震の本震から、16日で1年。
復興が進む一方で、南阿蘇村の現地では、今でも地震被害の爪痕が大きく残っています。
南阿蘇村の今を取材しました。

2016年4月16日の未明に発生した、熊本地震の本震。
崩落した阿蘇大橋付近を走行していた、当時大学生の大和 晃(ひかる)さん(当時22)が犠牲となった。
地震が発生した1年前と同じ時刻の16日午前1時25分、大和さんの家族は、阿蘇大橋が崩落した現場を訪れ、発生当時の状況を確かめていた。
大和 晃さんの父親は「去年のこの日のこの時間に、周りの様子がどんなふうだったか、気になって」と話した。
近くでは、本震でアパートが倒壊し、3人の学生が亡くなった、東海大学阿蘇キャンパスの学生たちも見守る中、大和さんの家族は、晃さんの冥福を祈っていた。
熊本地震の本震では、阿蘇大橋や国道57号線が土砂崩れで崩壊した。
南阿蘇村立野の土砂崩れの工事現場には、まだ人の体のおよそ5倍ほどある大きな岩が残っていた。
地震の脅威を物語っている。
熊本市内と、観光地・阿蘇を結ぶ交通の大動脈は、1年たった今も寸断されたままとなっている。
復旧の現場は、危険な箇所も多く、無人の重機も投入しながら作業が続けられている。
迂回(うかい)路も、復旧を担う工場車両などで渋滞。
観光客などが阿蘇へ向かうときの所要時間は、地震前の2倍以上になっている。
阿蘇観光協会によると、2016年、阿蘇市内に宿泊した人の数は40万人で、2015年の半分にまで落ち込んだ。
さらに、40万人のうち、20万人は、復興に携わる工事関係者だという重い現実がのしかかる。
阿蘇大橋と国道57号線の開通について、国土交通省は16日午後、2021年3月末までの開通を予定していることを発表した。
1日も早い大動脈の開通が、今後の復興の鍵となるとみられる。 (テレビ熊本)

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