米原子力潜水艦、長崎に45分間浮上

04/17 17:43
大規模な軍事パレードに続き、ミサイル発射と挑発を続ける北朝鮮だが、一方のアメリカ軍にも17日、気になる動きがあった。原子力潜水艦が、長崎・佐世保に姿を見せている。
韓国と北朝鮮の軍事境界線。
画面手前が韓国側、その向こうにいるのは、北朝鮮の兵士。
その手には、カメラが握られていた。
17日、アメリカのペンス副大統領が、軍事境界線を訪れた際の映像。
ペンス副大統領は、「北朝鮮の兵士たちは『アメリカ軍の決意』を甘くみるべきではない。朝鮮半島の非核化という、共有した目的を果たすため、この地域、そして世界に向けて、断固とした態度を取ります」と述べた。
北朝鮮で15日に行われた、故・金日成(キム・イルソン)主席の生誕105周年を祝う軍事パレード。
金正恩(キム・ジョンウン)委員長が、幾度となく満足そうな笑みを浮かべる中、パレードに現れたのは、アメリカ本土を射程内に収めるICBM(大陸間弾道ミサイル)とみられる兵器。
アメリカへの対決姿勢を、あらためて見せた北朝鮮。
緊張は、さらに高まっている。
17日、北朝鮮と韓国の軍事境界線付近を訪れたアメリカのペンス副大統領。
板門店(パンムンジョム)は、ソウルから北におよそ60km、朝鮮半島を分断する北朝鮮と韓国の軍事境界線。
ペンス氏が見つめる、まさにその先が北朝鮮。
アメリカが、朝鮮半島近海に原子力空母「カール・ビンソン」を派遣するなど、圧力を強める中、北朝鮮は16日、東部の新浦(シンポ)付近から弾道ミサイル1発を発射。
アメリカ政府によると、ミサイルは中距離弾道ミサイルで、発射からおよそ5秒後に爆発。
失敗したとみられる。
北朝鮮のミサイル発射を受け、安倍首相は17日、北朝鮮に対話に応じるよう圧力をかける必要性を強調する一方で、有事の際の対応について言及した。
安倍首相は、「政府としては、朝鮮半島において、在留邦人の保護や退避が必要になった場合など、平素からさまざまな状況を想定し、必要な準備検討を行っています」と述べた。
日に日に高まりつつある緊張。
そんな中、17日、長崎・佐世保市では、アメリカの原子力潜水艦「シャイアン」が突如、姿を見せた。
しかし、わずか45分ほどで、その姿は再び海の中に。
軍事評論家・岡部 いさく氏は、「潜水艦で無線・電波情報を集めたか、潜望鏡でのぞいたか、そういう情報を急いで送らなきゃならない。あまりに重要なので、無線通信で傍受されたり、届かなかったりすると困る」と語った。
一方、当の北朝鮮は、故・金日成主席の生誕105周年を向かえ、お祭りムード一色。
そして17日、取材団が訪れたのは、ナマズの養殖場。
女性職員が与える餌に、おびただしい数のナマズが群がっていた。
従業員は、「以前は生産量が少なかったが、今はだいぶ増えて、市民たちに毎月提供できるようになった」と語った。
なぜ今回、こうした施設を外国のメディアに公開したのか。
その背景には、懸念されている食糧不足への対策に力を入れていることをアピールする狙いがあるとみられる。
北朝鮮では、25日に朝鮮人民軍創建記念日も控えていて、ミサイル発射や核実験などの軍事挑発に出る可能性も指摘されている。
北朝鮮の出方に、注目が集まっている。 (テレビ長崎)

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