大混戦 フランス大統領選迫る

04/18 12:36
フランスの大統領選挙は23日、1回目の投票が行われます。そこで誰も過半数を取らない場合は、5月、上位2人による決選投票が行われます。現在、支持を集めているのが、4人。特に注目は、反EU(ヨーロッパ連合)の極右政党・ルペン党首と、親EUの元銀行員のマクロン氏。そして今、急進左派のメランション氏が支持率で猛追していて、選挙戦は混戦模様となっています。

世論調査で、1回目に投票する候補者として上位に挙がっているのが、極右政党「国民戦線」の党首・ルペン氏(48)。
難民受け入れを大きく減らすことや、国境管理の復活、そして、EUからの離脱を問う国民投票の実施を公約に掲げている。
ルペン氏は「わたしが大統領になって最初にやることは、フランスに国境を取り戻すことです」と述べた。
ルペン氏とトップ争いをしているのが、元銀行員のマクロン氏(39)。
オランド大統領に見いだされ、36歳で経済相を務めた。
2016年8月に突然辞任して市民運動を始め、EUと新たな関係を築いて、フランスを経済力のある強い国にすると、有権者に訴える。
マクロン氏は2016年12月、「わたしが望むのは、われわれの政策を、皆さんがフランス中で成功させることだ。共和国万歳!! フランス万歳!!」と述べていた。
脱EUを掲げるルペン氏と真っ向から対立するマクロン氏は、24歳年上の高校時代の教師と結婚していて、39歳にして、すでに7人の孫がいる。
この2人の候補を、ここ数週間で、ぐんぐん追い上げているのが、急進左派のメランション氏(65)。
EU条約見直しを訴えるメランション氏は、選挙活動でホログラムを使う演出で注目され、カリスマ的とされる演説で、支持者らを引きつけている。
また、サルコジ大統領時代に首相を歴任した親EUのフィヨン氏(63)は、3月、公金横領などの疑いで訴追され、支持率が伸び悩んでいる。
世論調査によると、「誰に投票するか、まだ決めていない」という有権者は、3割にものぼる。
投票日まで1週間を切り、この3割の人々をどこまで取り込めるかが、勝敗を決めるとみられる。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
みんなのニュース
ユアタイム