列島に「春の嵐」 各地で被害

04/18 17:53
4月の日本列島は、春とは思えない光景が広がった。関東は、真夏の暑さに。そして、北海道は、真冬の空に逆戻りとなった。
大粒の雪が街を白く染め、真冬の景色となった北海道・清水町。
高速道路も、通行止めとなった。
18日午前7時半、函館駅前では、突然の強風に、足を踏ん張って耐える高校生たちの姿が見られた。
北海道ではこのほか、真狩村で最大瞬間風速42.2メートルを観測するなど、大荒れの朝となった。
伊達市では、はがれた屋根が道路に散乱。
いたるところに、飛ばされたプレハブ小屋や倒木などが転がり、農業用ハウスのカバーも剥がれるなど、強風による被害が相次いだ。
午前6時、雨風ともに強まってきて、JR新宿駅では、道行く人が、傘を差しにくそうにしていた。
街の人は「風が強いですよね。これから仕事なんで大変」と話した。
低気圧が台風並みに発達しながら日本海を進んだ影響で、18日朝は、東日本や北日本の広い範囲で、春の嵐が吹き荒れた。
JR千葉駅前では、突風で壊れた傘をなんとか自力で直し、その場をしのいだ男性の姿も見られた。
強風で交通機関も乱れ、JR京葉線は、東京駅と蘇我駅間の上下線で一時、運転を見合わせるなど、影響は通勤ラッシュを直撃した。
風だけではない。
静岡・下田市では、激しい雨で町の一部が冠水。
自動車販売店が、一面水に漬かった。
住宅の庭も、流れ込んだ水で池のようになってしまった。
冠水被害に遭った住人は「バケツでぶちまけているような雨が降ったからね」と話した。
市内の住宅街では、土石流も発生し、大量の土砂が車庫に流れ込んだ。
土石流を見た人は「すごい音がして、様子を見たら、車が1台動けなくなっていて」と話した。
浜松市の天竜区では、17日夜、住宅裏で土砂崩れが起きた。
住宅の裏山の茶畑では、土砂が崩れてしまっていた。
崩れ落ちた土砂は、住宅の外壁を突き破るようにして、中に流れ込んでいた。
被害に遭った住人は「ガクンと、終わり。(おばあさんが)このへんで埋まったけど、布団にくるまっていたからよかった」と話した。
住宅の中は、ガラスの扉が土砂によって粉々に割れて、畳の上に散乱していた。
そして、奥の部屋に目を向けると、土砂が部屋の中にまで、なだれ込んでいた。
1階で寝ていた92歳の女性が、一時、土砂に埋もれたが、すり傷などの軽いけがですんだという。
各地に被害をもたらした春の嵐。
そのピークを過ぎると、関東では一転、内陸部を中心に、気温がぐんぐん上昇。
18日、全国で最も暑かった群馬・高崎市の上里見町は、午後4時に、手元の温度計で28.5度あった。
高崎市では、午後1時すぎ、最高気温30.6度を観測し、関東で2017年に初めての真夏日となった。
気温は、東京でも25.7度まで上昇。
浅草では、日本の春を楽しみに来た外国人観光客が、いち早く日本の蒸し暑さを体感することになった。
ブラジルからの観光客は「(なぜ、ノースリーブ?)とても暑いからだよ」と話した。
ドイツからの観光客は「きょうは、とても蒸し暑いわ。ドイツは、そんなに暑くないから違う気分」と話した。
ハワイ出身者は、「暑いね、ムシムシするよ」、「(熱中症対策は?)水を飲むようにしている。もう3本目だよ」などと話した。
しかし、ドバイからの観光客は、「ドバイから来ているから、暑くない」、「(何か暑さ対策している?)何もしていないよ」と話した。
東京都心は、3日連続の夏日を記録。
東京は、さらに19日も夏日の予想となっている。

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