ライバル恐竜が親戚? ティラノは「鳥型」

04/21 00:53
「最強の肉食恐竜」とも呼ばれるティラノサウルス。そして、草食恐竜のトリケラトプス。宿敵ともいえる2つの恐竜をめぐって、驚きの新説が発表された。
「地球最強の生物」ともいわれる恐竜、ティラノサウルスに、驚きの大発見?
130年もの間、定説とされていた恐竜の進化を根底から覆す可能性も。
最新の仮説が、その鍵を握っている。
最強の肉食恐竜、ティラノサウルスが、実は草食恐竜のトリケラトプスの仲間に近いのではないかという新説が発表された。
恐竜は大きく分けると、トリケラトプスをはじめとする、いわば「鳥型」と、ティラノサウルスなど「トカゲ型」の2つに分類される。
130年もの間、そう考えられていたが、ケンブリッジ大学などのチームが科学誌「ネイチャー」に提出した発表によると、ティラノサウルスは、本当は鳥型ではないかという仮説が立てられた。
片や植物を、片や肉を食べていた、異なる2種類の恐竜。
2足歩行で俊敏に動き、鋭い歯で獲物を捕らえるティラノサウルスは、2015年に公開された映画「ジュラシック・ワールド」でも大暴れした。
一方、トリケラトプスは、3本の巨大な角で肉食恐竜から身を守る、草食の恐竜。
両者は、いわゆる「ハンター」と「獲物」の関係。
命を懸けて戦い続けた「宿敵同士」。
恐竜にくわしい国立科学博物館標本資料センター・真鍋 真センター長は、「今の哺乳類の中で、クジラとか牛とか、そういうのって、すごく全然違うグループに見えるじゃないですか。恐竜の中でも、両極端だといわれてたティラノサウルスとトリケラトプスが、一緒のグループになってしまったという驚きがあります」と語った。
仮説が正しければ、博物館に展示されている恐竜のレイアウトも、変更する必要があるという。
真鍋センター長は、「もしかすると、最初の恐竜というのは、雑食の恐竜がいて、その中から、より肉食専門にするものとか、植物を専門にするものっていうふうに、進化していったんじゃないかと」と語った。
恐竜の絶滅から、およそ6500万年。
今も残る太古の謎の解明につながるのか。

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