HP掲載はダメ? 式辞でボブ・ディラン歌詞引用

05/20 02:47
意外と知らない、著作権の落とし穴。
京都大学のウェブサイトに書かれた、ある文章が波紋を広げている。
大学が掲げる「自由な発想」を表すものとして、世界的に有名な歌の歌詞を取り上げている。
2016年、ノーベル文学賞を受賞した、ボブ・ディランさんの「風に吹かれて」。

京都大学・山極壽一総長の式辞(京都大学ウェブサイトより)「この歌は、誤りを知っていながら、その誤りから目をそらす人を、強く非難しているのです。風に舞う答えを、勇気を出してつかみとらねばならないのです」

この歌詞の掲載に、JASRAC(日本音楽著作権協会)は、歌詞のウェブサイト掲載は、著作権料が発生するとして、京都大学側に問い合わせを行ったという。
街の人は、「率直、厳しいのかな。ウェブに載せたら、問題になるかもしれないんですかね」、「知っていたら、怖くてできない」などと話した。
著作権問題にくわしい、平野大輔弁護士は「(著作権料発生の可能性は?)著作物を、著作権者の許可を得ずに、勝手にお話をされたり、話の内容をホームページに掲載されたりということであれば、著作権上、違法と判断される可能性がある」と語った。
今回のケースも、違法と判断されるのか。
平野弁護士は「メッセージ性をより高めるために、参考として歌詞が引用されているので、問題がないものではないか」と話した。
平野弁護士は、歌詞が占める割合や、引用された目的などによっては、引用と認められ、違法にならないケースもあるという。
京都大学は「ボブ・ディランの歌詞の部分に『“”(ダブルクォーテーション)』を打って、引用部分を明示しているし、出典元も記載している。これまでも、ホームページなどで、何かを引用する場合は、そういう形でやってきた」としたうえで、今後、正式な請求があれば検討して対応するとしている。

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