原油全面禁輸入らず 制裁決議

09/12 21:51
国連の安全保障理事会は、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する新たな制裁決議を採択した。しかし、アメリカが目指した原油の全面禁輸は、盛り込まれなかった。
今回の決議は、圧力強化に慎重だった中国とロシアも賛成し、全会一致で採択されたが、最大の焦点だった北朝鮮への原油供給をめぐっては、輸出量に上限を設けるにとどまった。
当初、原油の禁輸を目指したアメリカは、中国やロシアに譲歩してでも採択のスピードを優先させた形となった。
今回の制裁決議が、これまでの制裁とあわせて確実に履行されれば、北朝鮮の輸出収入の9割をカットする効果があるとみられている。
今回の採択を受け、中国外務省の報道官は、12日の定例記者会見で、関係各国は全面的に決議を実行すべきだとの考えを示した。
中国外務省の耿爽報道官は、「関係各国は、安保理の決議を全面的に実行すべきだ」、「(決議は)新たな制裁措置を実施し、核不拡散体制を維持するが、同時に対話交渉という手段で問題を解決するとのことも呼びかけている」と述べた。
一方で、報道官は、制裁決議に中国やロシアの反対で石油の全面禁輸が盛り込まれなかったことについて、「加盟国が十分な交渉をしたうえで採択されたものだ」と述べたうえで、「対話交渉が解決への出口だ」として、厳しい制裁に慎重な中国のスタンスをあらためて強調した。

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