第29回世界文化賞 受賞者が決定

09/13 01:45
芸術・文化の分野で優れた功績を挙げた人に贈られる「第29回高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者が決まり、12日午後11時30分現在、アメリカ・ニューヨークのジュリアード音楽院で、発表会見が行われている。
2017年は、演劇・映像部門で、ラトビア出身のバレエダンサー、ミハイル・バリシニコフさんの受賞が決まったほか、音楽部門の受賞者、セネガル出身のユッスー・ンドゥールさんが、発表会見で歌声を披露する。
音楽部門は、セネガルの国民的歌手、ユッスー・ンドゥールさん。
80年代、90年代の「ワールド・ミュージック」ブームをけん引し、アルバム「エジプト」でグラミー賞を受賞した。
絵画部門は、イラン出身のシリン・ネシャットさん。
ニューヨークを拠点に活動する映像作家で、1999年のベネチア・ビエンナーレでは、国際賞を受賞。
9月、ベネチアとトロントの映画祭で、最新作を発表した。
彫刻部門は、ガーナのエル・アナツイさん。
お酒などのボトルキャップを使った作品で国際的に評価され、2015年のベネチア・ビエンナーレでは、栄誉金獅子賞を受賞した。
建築部門は、スペインのラファエル・モネオさん。
世界各地で多数の建築プロジェクトを手がけ、1996年に、建築界のノーベル賞といわれる「プリツカー賞」を、2003年に、王立英国建築家協会ゴールドメダルを受賞した。
演劇・映像部門は、ラトビア出身のミハイル・バリシニコフさん。
旧ソ連のバレエ団でトップダンサーに上り詰めるも、26歳の時にアメリカへ亡命。
バレエダンサーとしてだけでなく、振付家、俳優としても活躍してきた。
2005年には、ニューヨークで「バリシニコフ・アーツ・センター」を設立し、若手の育成にも取り組んでいる。
若手芸術家奨励制度には、レバノンの「ズゥカック劇団・文化協会」が選ばれた。
演劇、ダンスのワークショップや、若手アーティストの指導といった活動のほか、海外公演も行っている。
授賞式は10月18日、東京の明治記念館で行われる。

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