炒め物でO157 3歳女児死亡 原因は裸陳列か

09/14 00:25
食中毒が奪った尊い命。13日、群馬・前橋市の保健所は、市内の総菜店「でりしゃす 六供店」で購入した総菜を食べた2人が、腸管出血性大腸菌「O157」に感染し、3歳の女の子が死亡したと発表した。
前橋市保健所は会見で、「この場をお借りして、お亡くなりになられた患者とご家族に対して、お悔やみを申し上げます」と述べた。
8月、埼玉県や群馬県の総菜店で販売されたポテトサラダなどを食べた客から、O157が相次いで検出されたが、亡くなった女の子は、そのうちの1店舗で購入した総菜を食べていた。
ところが、前橋市保健所は会見で、「(今回の女の子は、サラダ系は購入してない?)今回の患者さんは、サラダ類という特定はなかった」、「主に炒め物を中心に、タケノコの炒め物とか、エビの炒め物と聞いている」などと述べた。
8月11日、女の子は総菜店で購入した炒め物を食べたあと、14日に腹痛などを訴え入院。
9月上旬に死亡した。
食べたのは、いずれも、店内で加熱調理された炒め物。
そして、ポテトサラダなどを製造した工場や店舗から、O157は検出されていない。
では、どこから菌は混入したのか。
前橋市保健所は、「最後の詰めが、不特定多数の方がされる」、「加熱調理後の2次汚染の可能性も強くなってきたのかなと」などと述べた。
会見によると、店内で加熱調理された食べ物だとしても、消費者自身がトングなどで手に取る際、菌が入り込むリスクは高まるという。
この総菜店を使っていた主婦は、「(総菜コーナーに)トングが置いてあって、自分で取るかたち。衛生的にあまりよくないのは、ママ友の間でも言われていた」と話した。
スーパーや総菜店の中には、いわゆる「裸陳列」をしている店も少なくない。
都内のスーパー利用者は、「(裸陳列の総菜は)ちょっと大丈夫かな?と思いながら買って、レンジで温めて(食卓に)出していた。今は買わないようにしているのが現実」、「でも、防ぎようないですからね。あまり意識しないかもしれない」などと話した。
この問題を受け、都内にあるスーパーの責任者は「『裸陳列』自体の見直しが必要になるかもしれない」と、今回の事態を重く受け止めている。
前橋市の保健所は今後、さらに感染経路などをくわしく調べるとしている。

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