みちびき4号打ち上げ成功 位置情報の誤差数cmに

10/11 00:29
日本版GPS(全地球測位システム)衛星「みちびき4号機」の打ち上げに成功した。GPSの位置情報の誤差は、たった数cmになる。
10日午前7時すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた、H2Aロケット36号機。
そこに積まれていたのは、日本版GPS衛星「みちびき4号機」。
わたしたちが日常で活用している位置情報の性能を、さらに高めることができるという。
2010年に打ち上げが始まった「みちびき」は、位置情報が得られる衛星で、日本のほぼ真上を通るコースを取ることが最大の特徴。
現在のGPSシステムでは、こんなことも。
東京・お台場にある、自由の女神像前。
スマートフォンの地図アプリで、位置情報を確認してみると、実際には自由の女神像のすぐ目の前に立っているが、GPSが指しているのは、10メートル程度離れた場所だった。
現在のGPSでは、どうしても生じてしまう誤差。
従来のGPS衛星では、電波が、ビルや山などで遮られることもあった。
しかし「みちびき」は、日本の真上付近を通り、補強信号も送るため、その誤差は数cmまで縮まるという。
これで、われわれの生活はどう変わるのか。
例えば、自動運転の車の車線変更は、より正確になる。
また、位置情報を元に、畑を正確に耕すなど、自動化も可能になり、人手不足に悩む農業で役立つといわれる。
さらに、走行中のバスの位置が、より正確にわかるため、混雑したときでも、到着時刻の予測の精度が向上する。
また、細かい位置情報で、ドローンを使った作業が発達するとみられている。
社会を大きく変えるとされる「みちびき」は、2018年からサービスを開始する予定。 (関西テレビ)

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