米「COACH」社名変更の狙い

10/13 00:46
ファッション業界に衝撃。その狙いは。
76年の歴史を持つ、アメリカのラグジュアリーブランド「コーチ」。
この「コーチ」が突如、社名を変更すると発表した。
その名も、「タペストリー」。
ビクター・ルイスCEO(最高経営責任者)は、社名について、「共通の価値をベースとした、各ブランドの創造性や職人技、信頼性、包括性を表している」と語っているが、ツイッター上では、「タペストリーってださくない? 多くの顧客離れがありそうだ」と心配する声も。
しかし、変わるのは社名だけ。
ブランドとしての「コーチ」は残る。
では、なぜ社名を変えるのか。
ファッションジャーナリスト・藤岡篤子氏は、「買いやすい価格帯の実用的なバッグが、コーチの一番の特徴だったが、今までの自分たちのイメージから脱却して、新たに高級ブランドを買収したり、さまざまな動きをしている過程」と話した。
「タペストリー」が目指すのが、複数の高級ブランドを傘下に収める「ファッションコングロマリット」。
この「ファッションコングロマリット」、アパレル業界の潮流となっている。
例えば、最大手「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」は、「ルイ・ヴィトン」や「ジバンシィ」といったファッションブランドだけでなく、香水ブランドや、シャンパンブランド「モエ・エ・シャンドン」など、60以上のブランドを傘下に収める世界最大級のグループとなっている。
「コーチ」は、2015年に高級婦人靴メーカー「スチュアート・ワイツマン」を、2017年、服飾ブランド「ケイト・スペード」を、それぞれ買収するなどの動きを見せているが、「コーチ」という名前があると、そのイメージがついてしまうことから、「タペストリー」と社名を変えたとみられている。
藤岡氏は、「名前を捨ててまで、新しい要素を組み合わせて、もっと大きくなって育っていきたいという、経営者の意志」と話した。
「コーチ」の社名変更、吉と出るか、凶と出るか。
今後の動向が注目される。

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