高松宮殿下記念 世界文化賞 授賞式典

10/18 19:49
芸術・文化の分野で優れた功績を挙げた芸術家に贈られる、第29回高松宮殿下記念世界文化賞。東京の明治記念館では、授賞式典が行われている。
29回目を迎えた世界文化賞。
これまでに29カ国、149人の芸術家が、この栄えある賞を受賞し、2017年は、アフリカのセネガルとガーナから、初めて受賞者が誕生した。
午後5時から行われた授賞式典には、過去28回の受賞者や、各界からの来賓など、およそ250人が出席し、安倍首相によるお祝いのビデオメッセージも紹介された。
2017年の世界文化賞の受賞者の顔ぶれを紹介する。
音楽部門は、セネガルの国民的歌手、ユッスー・ンドゥールさん。
1980年代、1990年代のワールドミュージックブームをけん引し、アルバム「エジプト」でグラミー賞を受賞した。
絵画部門は、イラン出身のシリン・ネシャットさん。
ニューヨークを拠点に活動する映像作家で、1999年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、国際賞を受賞。
9月には、ベネチアとトロントの映画祭で最新作を発表した。
彫刻部門は、ガーナのエル・アナツイさん。
お酒などのボトルキャップを使った作品で、国際的に評価され、2015年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、栄誉金獅子賞を受賞した。
建築部門は、スペインのラファエル・モネオさん。
世界各地で、多数の建築プロジェクトを手がけ、1996年に、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を、2003年に王立英国建築家協会ゴールドメダルを受賞した。
演劇・映像部門は、ラトビア出身のミハイル・バリシニコフさん。
旧ソ連のバレエ団でトップダンサーに登り詰めるも、26歳の時にアメリカへ亡命。
バレエダンサーとしてだけでなく、振り付け家、俳優としても活躍してきた。
2005年には、ニューヨークで、バリシニコフ・アーツ・センターを設立し、若手の育成にも取り組んでいる。
若手芸術家奨励制度には、レバノンのズゥカック劇団・文化協会が選ばれた。
演劇、ダンスのワークショップや、若手アーティストの指導といった活動のほか、海外公演も行っている。
式典では、18日午後、日本美術協会総裁の常陸宮さまから、受賞者に功績をたたえるメダルが授与された。
式典は終了し、受賞者は、カクテルレセプション会場で、ゆかりの人たちから祝福を受けたのち、午後7時すぎから祝宴に臨む。

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