掃討作戦を日本初取材 セブ島付近「イスラム国」系勢力

10/19 12:33
過激派組織「イスラム国」が首都と位置づけるシリアのラッカが陥落し、今後は、各国に広がった過激派組織の封じ込めも焦点の1つです。日本人にも人気のリゾート地、セブ島の近くの島でも、「イスラム国」に忠誠を誓う武装グループの掃討作戦が、最終局面を迎えています。FNNは、日本のテレビメディアで初めて、その現場に入りました。

ミンダナオ島マラウィ。
町につながる道路では、フィリピン軍の検問が何重にも敷かれ、厳戒態勢となっている。
マラウィで最も戦闘が激しかった地域の1つは、もともと「イスラム国」の指導者たちがミーティングを開いていた。
壁には穴が開いていて、激しい戦闘があったことがわかる。
イスラム教徒が多いこの町が、「イスラム国」に忠誠を誓う地元の武装グループに占拠されたのは、2017年5月。
それ以降、フィリピン軍が奪還作戦を続けてきた。
ドゥテルテ大統領は10月17日、マラウィの「解放」を宣言。
町では、遺体の回収や身元の確認作業が始まっていた。
この戦闘での死者は、1,000人以上。
40万人以上の住民らが、避難を余儀なくされている。
フィリピン軍特殊部隊の隊員は、「人質の安全を確保しながらの戦いは、非常に厳しいものだった。戦闘は終結に近づいているが、まだ続いている」と話した。
壊滅状態に追い込まれているが、「イスラム国」はネットなどを通じ、イスラム教徒が多い東南アジアで、過激思想の拡散と勢力拡大を狙っている。
実際に、このマラウィでも、思想に共鳴した多くの外国人が、戦闘に参加していた。
「イスラム国」の過激思想は、日本のすぐそばでも、現実の脅威となっている。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
みんなのニュース