混迷の希望「国会のカオ」誰に?

10/27 19:23
総選挙から5日。民進党の分裂に端を発する混乱が尾を引いている。希望の党では、共同代表を立てずに、当面空席とする案も浮上し、協議が続けられている。
27日午後4時から予定されていた、希望の党の両院議員総会。
しかし、開始直前、総会は非公開の両院議員懇談会に切り替えられ、報道陣は閉め出された。
27日の議題は、都政にまい進するとした小池代表に代わり、党の国会議員を率いる共同代表について、会合に先立ち、小池代表は「今回は国政をどう運営していくかということで、大島・樽床両議員に委ねたところ。各所属議員のヒアリングなど行って、一定の結論を提示してくださると聞いているので、このあと、総会の方に出席させていただくことにしています」と述べていた。
そして、党幹部は今回、共同代表を置くことはいったん見送り、幹事長に民進党で幹事長を務めた大島 敦氏を起用。
さらに、特別国会での首相指名選挙では、民主党政権で防衛副大臣を務めた渡辺 周氏に投票することを提案した。
渡辺氏は、希望の党内で最も多い当選8回を数えることから、選ばれたとみられる。
また、今回は空席となる方向の共同代表については、特別国会後に選挙を経て、正式に選ばれる見通しで、党内では玉木 雄一郎氏を推す声が広まっている。
玉木議員は「日本の野党の一翼をしっかり担っていくという気持ちは常にあるが、ただ、推してくれる仲間がいればの話なので、これは、新しい規約が決まれば仲間と相談して決めたい」と述べた。
となると、党首討論は、安倍首相対玉木代表となるのか。
27日の国会では、もう1つ大きなヤマ場を迎えていた政党がある。
27日午後3時から行われたのは、分裂後に残された民進党の両院議員総会。
前原代表は「小池新党との合流について、結果的にボタンのかけ違いもあり、結果が全てなので、わたしは責任を痛切に感じている。一定の方向性を定めたうえで、わたし自身は辞任させていただきたい」と述べた。
前原代表は、希望の党への合流を主導し、結果的に民進党が分裂したことについて謝罪。
今後の道筋を決めたうえで辞任するとして、特別国会前に新体制を発足させることを明らかにした。
前原代表は「心から、皆さん方におわび申し上げたい。申し訳ございませんでした」と述べた。
残された民進党を誰が率いるのか。
現状では、参議院議員が大多数を占めるため、まとめ役として羽田元首相の長男・羽田 雄一郎氏の名前が急浮上。
一方で、無所属の会代表ながら、民進党に籍を残す岡田克也氏が、衆議院も含めてまとめるべきだとの案も。
今回の総会では、前原代表の隣に、その岡田氏の姿があった。
岡田氏は、民進党の総会の1時間前、無所属で当選した議員13人の会派「無所属の会」による両院議員総会を開いた。
岡田代表は「われわれの役割は、参議院の民進党の皆さんと一体となって、立憲民主党、希望の党としっかりと協力して、次なる参議院選挙に向けて、自民党政治を終わらせるために協力体制を作っていく」と述べた。
野党の混乱が続く中で、自民党の小泉筆頭副幹事長は「野党からは、総理の所信表明演説、代表質問、予算委員会の要求があり、それについては協議中だと」と述べた。
与党は、特別国会での所信表明や代表質問を行うかについて、野党と協議中だが、本格的な国会論戦のめどは立っていない。

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