次の狙いは「感情」 AIが名文学を再現?

10/28 00:43
あらゆる分野で導入される「AI」が、人間の感情に挑戦。
26日から始まった、秋の読書週間に合わせて、ある商品が開発された。
それは、コーヒー。
NEC・山本康高データアナリストは「このコーヒーは、名作文学の読後感を味わえるコーヒーです」と話した。
「名作を飲む」を再現した、その名も「飲める文庫」。
やなか珈琲(コーヒー)とNECが、共同で開発したもので、太宰 治の「人間失格」や、夏目漱石の「吾輩は猫である」、森 鴎外の「舞姫」など、6種類が販売される。
その味わいを決めたのは、AI。
AIが、1万件以上の本のレビューを分析し、悲しければ苦味を、青春や懐かしさには甘みなど、本を読んだあとの人の感情を、AIがコーヒーの味わいに変換したという。
はたして、AIの実力は。
まずは、青年が謎多き女性に恋をする物語「三四郎」。
甘味のあとに、酸味が残り、その甘酸っぱさが、三四郎の気持ちを表しているように感じられた。
続いては、人生に絶望する男を描いた「人間失格」。
飲み口は、一瞬さわやかだが、あとから鼻に焙煎(ばいせん)したコーヒー豆の香りが残る。
「話の内容」としては、重くディープな感じを、コーヒーが表しているように感じられた。
ここまで感情を表現できたのは、AIだからこそだという。
やなか珈琲・権藤則彦代表取締役は「人間が(ブレンドを)考えると、ここまで味を偏らせるのは、ちょっとどうかなと思ってしまうところを、AIはあえて、その通りに表現しているというのが、面白いところですね」と話した。
NECは、この技術は、ワインやお菓子など、さまざまな食品に応用できるという。

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