カップ麺の具材に...無許可で豚肉を加工

10/31 19:03
見覚えのある形の乾燥カマボコ。
誰もが、一度は口にしたことのあるカップ麺の具材。
しかし、これらの具材を製造する会社の関係者は、「基本的にラーメンは好きなんですけど、カップラーメンを食べないです」と話した。
会社の関係者も「商品を食べたくない」という会社とは。
福島・いわき市の食品会社に、警察が31日、家宅捜索に入った。
許可を受けずに食品の加工を行った、食品衛生法違反の疑いが持たれている。
警察が家宅捜索に入ったのは、福島・いわき市にある食品加工会社「営洋」。
営洋の本社工場は、本来、魚肉の加工を行うはずの場所で、豚肉の加工の許可を得ていたのは、別の工場だった。
しかし、警察によると、営洋は2017年7月下旬、魚肉の工場であるはずの本社工場で、豚肉をカップ麺の具材などに加工した疑いが持たれている。
会社関係者は、その実態について、「作業スペースというのは、結局、魚肉も扱っているし、かたや隣側では肉製品を扱っている。現場サイドの中では困惑しますよね」と証言した。
FNNが独自に入手した、本社工場内部の写真。
そこには、本来許可されていない豚肉を裁断している様子が収められていた。
会社関係者によると、この作業は、社長の指示に基づいて行われていたという。
会社関係者は、「やっぱり社長の指示だから。でも一言で言ったら、それで終わってしまう感じなので、管理職の方も、社長に対しては意見が言えないという風潮ですね」と語った。
警察は、無許可で加工された豚肉のうち、少なくとも数百kgが、カップ麺の具材として大手メーカーのカップ麺に混入され、市場に流通した可能性があるとみて、裏づけを急ぐ方針。
会社関係者は、「(法律を)必ず厳守して、何かいいものを作るということを、やっぱり、企業としてはやってもらいたい」と語った。
一方、営洋から具材の納品を受けた大手メーカーは、FNNの取材に対し、「確認できないので、コメントできない」としている。 (福島テレビ)

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