「痛勤」解消のカギは「複々線」

11/02 00:42
新ダイヤで、通勤ストレスの解消を狙う。
「遅い、混む」、日本の「痛勤」が変わる?
小田急電鉄株式会社・星野晃司社長は「快適で便利でスピーディー。小田急が変わります」と述べた。
1日、小田急電鉄が発表した新ダイヤ。
目玉は、混雑緩和とスピードアップ。
2018年3月から導入される新ダイヤの鍵となるのが、上りと下りそれぞれ2本ずつ、線路を使って運行する「複々線」の完成。
構想から50年、着工からおよそ30年もたっている、会社を挙げての一大事業。
小田急電鉄がここまで力を入れる訳、そこには、ライバル線への対抗心が見え隠れしていた。
小田急電鉄株式会社・星野晃司社長は「圧倒的に京王さんのお客様が多い状況です」と述べた。
小田急線と京王線が乗り入れる、多摩センター駅。
1日の平均乗降客数を調べてみると、京王線のおよそ8万7,000人に対して、小田急線が5万人ほどと劣勢となっている。
今回の新ダイヤ導入により、多摩センター駅から新宿までの所要時間が、最速14分短縮され、大増発することで、「遅い、混む」から、「速い、すいている」の小田急へと生まれ変わるという。
さらに、鉄道界でトレンドとなっている座れる通勤列車には、あのロマンスカーを利用。
快適な通勤で、新たなニーズを掘り起こす狙いがある。
一方、京王線も黙ってはいない。
無線LANや電源コンセントなど、快適装備満載の座席指定列車を、2018年春に導入する予定。
鉄道業界の熾烈(しれつ)な戦いが、通勤ストレスの緩和につながることが期待される。

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