イバンカさん、異例待遇のワケ

11/02 19:02
3日後に迫ったアメリカ・トランプ大統領の初来日を前に、長女のイバンカ・トランプ大統領補佐官(36)が2日午後に来日した。安倍首相自らが会食してもてなすなど、異例の好待遇。そのわけに迫る。
午後5時前、民間機で成田空港に到着したアメリカのイバンカ・トランプ大統領補佐官。
到着時のファッションは、白い襟のついた薄いブルーのコートにサングラスという、エレガントな装い。
報道陣の前をあとにすると、イバンカさんは黒塗りの車に乗り込んで、一路、都心へ向かった。
アメリカをたつ前にツイッターに投稿された3人の子どもに囲まれ、ほほ笑むイバンカさんの写真。
10代のころには、ファッションモデルとして活躍。
さらには、自分の名前を冠したアパレルブランド「イバンカ・トランプ」を展開する実業家でもあるイバンカさん。
プライベートでは、ホワイトハウスの上級顧問である夫・クシュナー氏との間に授かった3人の子どもを育てるワーキングマザー。
ファーストドーターのイバンカさんに、全幅の信頼を置き、重用する父親のトランプ大統領。
2016年11月、ニューヨークで行われた安倍首相とトランプ大統領の初会談には、イバンカさんも同席。
さらに、2017年4月、米中首脳会談のさなかに行われた、アメリカ軍のシリアへの空爆。
その決定は、イバンカさんが後押ししたとも伝えられ、トランプ大統領の秘密兵器との異名が。
トランプ政権が今、力を入れている法人税減税などを柱とする税制改革でも、イバンカさんは、その力を発揮。
子育て世代の働く夫婦に対して、確定申告の税金控除枠を増やすよう求めている。
イバンカさんは「アメリカの家庭が成長することは、現政権と議会の優先事項でもあり、わたしたちは、アメリカの中間層への『本物で意味のある税軽減策』を打ち出す」と述べた。
そんなイバンカさんを迎えるため、日本側は異例の警備態勢。
3日は、安倍首相が直々に創作フレンチの高級店「星のや東京ダイニング」で会食し、もてなすことになっている。
なぜ、ここまで異例の厚遇で迎えたのか。
トランプ政権にくわしい専門家・明治大学政治経済学部の海野素央教授は「安倍首相は、トランプ大統領との関係を深めたい。それには、やはり、イバンカ氏との関係を深めることが大切だと思っている。それが、日米関係を深めるということに最終的につながる」と話した。
2月、日米首脳会談が行われた際、フロリダへ向かう大統領専用機の中で撮影された、安倍首相とトランプ大統領の写真。
この写真には、安倍首相のイバンカさんへの特別な思いがあるという。
海野教授は「安倍首相は『イバンカさんが撮影した』とおっしゃっていた。首相の中には、イバンカさんに対する感謝の気持ちもあるんでしょうね」と話した。
イバンカさんは当初、5日に来日するトランプ大統領を出迎え、一連の日程にも同席する予定だったが予定を短縮。
3日、女性をめぐる課題を話し合う国際会議「WAW!」に出席し、4日には日本をたつ予定。

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